SCORPION MAGAZINE 2020年アクセスランキング トップ5

いよいよ2020年も残すところわずか。コロナ禍という未曾有の事態に見舞われたなか、アバルトをパーソナルな移動空間としてこれまで以上に活用したり、気分転換に走らせたりと、愛車との関わりが増えたという方も多いのでは。さて、Scorpion Magazine今年最後の記事は、毎年恒例のアクセスランキング トップ5。注目度の高かった記事をチェックしながら2020年を振り返っていきましょう。

第5位

「4台の中で一番気に入っています」アバルトライフFile.31 高橋さんと595 Competizione

アバルトオーナーさまを取材させていただき、購入の経緯や気に入っているポイントなどをお聞きするオーナーインタビュー。第5位にはアドレナリングリーンの595 Competizioneを所有されている高橋さんのインタビュー記事がランクイン。なんと高橋さんは、595 Competizioneを4台も乗り継がれている強者。アバルトはリピーターさんが比較的多い気がしますが、それにしても4台はすごい! 高橋さんはクルマの色を重視され、2018年のMake Your Scorpionで見つけたアドレナリングリーンに「これだ!」と体が反応したとのこと。そのインスピレーションに従い、行動に移してしまうのもすごいところ。さらにボディカラーに合わせたジャケットをさりげなく着こなしてしまうあたりもお洒落。クールな雰囲気の中に熱さを秘めた高橋さんなのでした。

Make Your Scoroionとは、アバルトがカルロ・アバルトの誕生月であるサソリ座の時期に、特別なボディカラーや普段は設定のない内外装色の組み合わせを選択できる毎年恒例のキャンペーン。今年は事情により開催されませんでしたが来年の復活に期待です。

第4位

自分の生き方を我慢したくない。人気芸人の地位を捨て、新たな自分に挑戦する藤原しおり氏インタビュー

「自分に正直に生きたい」。これは誰もが思うこと。テレビでお茶の間を賑わし、新たな挑戦に踏み出した藤原しおりさんが、芸人「ブルゾンちえみ」を引退したのも、“自分に正直に生きていきたい”という想いからだそう。そんな藤原しおりさんがご自身の内側に起きた変化を赤裸々に語ってくださったインタビュー記事が第4位に。ご自身が大切にしているものや、挑戦に踏み出した理由を述べてくれています。人気芸人の地位をサッと捨て、次なる一歩を踏み出す姿はかっこいいですね。

第3位

「アバルト好きって波長が合うのかな?」アバルトライフFile.28 松井さんと595 Competizione

イエローの595 Competizioneを所有されている松井さん。そのオーナーインタビュー記事には、フィアット乗りだった松井さんがサソリに惹かれ、その毒にどっぷり浸かっていく過程が描かれています。アバルトきってのハードコアモデルである595 Competizione。けれどもイタリアのジャイアントキラーは乗り手を限定することなく、スッと乗れてしまう懐の深さも。色やカタチ、音から入って595 Competizioneを選ばれたという松井さんも、“ぜんぜん普通に乗れますよ”とサラッと話してくれたばかりか、“身体にGがかかるのが楽しい”と、運転の楽しさも引き込まれている模様。さらにアバルトを通じて知り合ったお友だちとの交流やアバルトがもたらした世界を“ものすごく大切”と話してくれました。そんな松井さんの自然にアバルトを楽しまれている姿が多くの共感を呼んだようです。

第2位

「595 esseesse(エッセエッセ)」に装着されている“アクラポビッチ”の排気音は? サウンド・インプレッション動画

時折登場するアバルトの限定車。台数は限られるものの、通常は設定のない仕様が選べることもあり、その標準モデルとの “違い”が価値観に合えば、満足度がさらに増すことも。「595 エッセエッセ」は、そうした限定車の中でも“攻め”に出た1台。595 Competizioneをベースに、アバルトのアイデンティティにおいて重要なエキゾーストシステムに、モーターサイクルの世界で有名なアクラポビッチのエキゾーストシステムなどの特別装備を採用。となると、やはり気になるのはそのサウンド。当記事では、その音をお伝えするため、595 エッセエッセをワインディングに連れ出し、「ノーマル」と「スポーツモード」それぞれの音を動画で紹介しています。595 エッセエッセ、確かにレコードモンツァとはひと味異なるサウンドを響かせたのでした。

第1位

ABARTH 595シリーズ全モデル乗り味チェック マイベストはどれ!?

595シリーズのオーナーさんにとって、モデルごとの違いはやっぱり気になるところ。2020年のアクセスランキング1位は、595シリーズ各モデルの乗り味を報告した記事でした。アバルトはもちろんその他のモデルに試乗する機会が多い自動車ライターの嶋田智之氏が595 Competizione、595 Turismo、595C Turismo、595、さらには限定車595 Pistaの乗り味の違いを紹介。印象的なのは、それぞれのモデルが光った個性を持っているということ。アバルトが高いスポーツ性を持つのは周知の通りですが、記事では各モデルの個性をわかりやすく紹介してくれています。

以上がアクセスランキングTop5の紹介です。なお、2020年はコロナ禍で中止になったイベントもありましたが、一方でオンラインによる取り組みが充実した1年でもありました。5 月以降にはお馴染みのプロドリフトドライバー、りんごちゃんこと石川紗織選手がドライブのコツを伝授するオンライン動画コンテンツがスタート。以下にYouTubeのURLをまとめたので興味のある方はぜひチェックを。

ABARTH×SCORPIONNA Vol.1 ブレーキ編(1)

ABARTH×SCORPIONNA Vol.1 ブレーキ編(2)

ABARTH×SCORPIONNA Vol.3 エンジン編

ABARTH×SCORPIONNA Vol.4 ドライビングポジション編

ABARTH×SCORPIONNA Vol.5 シフトチェンジ編(1)

ABARTH×SCORPIONNA Vol.6 シフトチェンジ編(2)

ABARTH×SCORPIONNA Vol.7 マフラー編

また、モータースポーツの分野では、124 spiderで全日本ジムカーナ選手権PN2クラスに参戦している山野哲也選手が、4年連続でシリーズチャンピオンを獲得し、アバルトファンにうれしい話題を提供してくれました。今年は開幕戦から苦戦を強いられた山野選手でしたが、最後はきっちりチャンピオンを手にするあたりはさすがジムカーナキング。ちなみに最後まで山野選手に迫り、シリーズを2位で終えた小俣洋平選手のマシンも124 spider。小俣選手はアバルト ドライビング アカデミー2020では、インストラクターとして参加者にドライビングを教えてくれました。

山野哲也選手×124 spider タイヤ戦争勃発、苦難を迎えるも全力で挑戦

100分の3秒差で勝利 ABARTH 124 spider×山野哲也選手、チャンピオン4連覇を達成!

2020年は大変な年になりましたが、そうした中にもアバルトの運転の楽しさに元気をもらったり、クルマを通じたコミュニティを楽しんだりと、すてきな時間を過ごされた方も多いのではないかと思います。2021年も健康と安全運転に気をつけながら、楽しみも忘れずにいきたいですね! Scorpion Magazineも少しでも皆さま喜んでもらえる情報を提供していきたいと思います。それでは良いお年を!

なお、2020年のアクセスランキング6-10位は以下でした。

第6位「ABARTH 595C Pista」を『AUTOCAR JAPAN』が試乗「車格を超えたプレミアム感/ダイナミクス」

第7位2010 ABARTH PUNTO EVO|アバルトの歴史を刻んだモデル No.057

第8位山野哲也選手監修ドラテク講座「ブレーキングを極めよ!」

第9位1974 ABARTH SE 030|アバルトの歴史を刻んだモデル No.054

第10位2007 ABARTH GRANDE PUNTO|アバルトの歴史を刻んだモデル No.050

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