走行12万km超「慣らし運転は完了です」 アバルトライフFile.76 竹内さんと595 Competizione

 

Abarth

ゆっくり優雅に走るのが自分のスタイル

普段走る時はドライブモードは「ノーマル」と「スポーツ」はどちらを選んでいますか?

「購入したばかりの頃は、常にスポーツモードで走ってたんですけど、最近はノーマルモードで走っています。以前は速く走る方がカッコいいという概念があったんですけど、今は逆で、ゆっくり優雅に走った方がカッコよくない?と思うんです。というのは、僕が23歳か24歳のときに、高速道路でやや年配の方が高性能スポーツカーに乗っていたんです。速いクルマだったんですけど、その方の隣の車線を別のスポーツカーが挑発するように大きな音を立てて抜いていっても動じることなく、一定の速度で優雅に走っていたんです。それを見てカッコいいな、と(笑)。以来、僕もゆったり走るようになりました。そういうのもあり、ノーマルモードで走ることが多くなったんです」

アバルトに乗るようになってからも色々な変化があったようですね。一番大きな変化はなんだと思いますか。

「そうですね。遠方に住んでいる方との交流が増えたことが一番の変化かもしれないですね。群馬住まいなので以前は群馬県内の友だちとしか会っていなかったんですけど、今は関東近郊や関西にも友人が増えました。アバルトのおかげで行動範囲が広がり、同じアバルトに乗っている遠方の知り合いが増えたんです。行く先々でたくさんの方々と仲良くなれたのが一番の変化かなと思います」


トランスミッションはMT。クラッチは不都合が起きる前に予防的に交換を済ませたという。

竹内さんにとって595 Competizioneはどんな存在ですか。

「一生涯とまでは言えないかもしれないですけど、いまの時点ではずっと一緒にいたい相棒という感じですね。納車してから12万km、多くの時間を一緒に過ごしてきたので、とても大切なパートナーのような存在かなと思います」

走行12万kmはまだまだで、30万kmを目指すと話してくれた竹内さん。ピカピカのボディからも愛車への愛情が伝わってきましたし、これからも普段通りに乗り続けるというセリフも印象的でした。大切に乗りながら距離を重ねていって、またどこかでお話を聞かせてください。目標の達成を応援しています!

文 曽宮岳大

関連記事
親子でそれぞれアバルトを所有 アバルトライフFile.72 Hiroさん、Masaさんの「695 esseesse」と「695 70°Anniversario」
アバルトで走りたいドライブルート【ビーナスライン(長野県)】
コーヒーとトーストだけで全国のクルマ好きが集う京都の聖地「カフェセブン」