同じクルマを3台続けて購入! アバルトライフFile.15 高橋さんと595コンペティツィオーネ

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お気に入りのポイントはかわいくてパワフルなこと

アバルト595コンペティツィオーネを3台乗り継いでこられた高橋政宏さん。最初にホワイトのモデルを2013年の秋に購入。次に2014年秋にブルーに乗り換え、現在は2017年春に納車されたイエローの595コンペティツィオーネに乗られています。高橋さんは広告の制作会社を経営なさっており、アバルトを購入されたのは“仕事で使うため”だったそうです。
「アバルトの他にもう1台、ドイツ製のSUVがあるのですが、クルマを2台体制にしたのは、2人の子供が大きくなり習い事を始めるようになって、送り迎えのために妻がクルマを使うことが多くなったからです。一方、自分も仕事でクライアントのところを回るにはやはりクルマが必要で、そのたびにいちいち“今日はクルマ使っていい?”と妻に聞かないといけなくなった。それがちょっとイヤだなぁ……と思って」

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現在のジアッロ・モデナのモデルで595コンペティツィオーネは3台目というオーナーの高橋さん。仕事で毎日のように使用されているそうです

増車を決めた高橋さんが最初に思い浮かべたのは、チンクエチェントだったそうです。
「もう1台持つなら、かわいいクルマがいいと思っていました。都内を走るなら小さい方がいいですし、フィアットは昔からずっと好きだったので。でも、アバルトならよりパワフルということで、595コンペティツィオーネを選びました。決め手はパワーが大きいことと、サイドについている“595”のエンブレムがかっこよかったからです」

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ボディサイドのエンブレムも高橋さんお気に入り。

これまでに排気量もパワーも大きいクルマを乗り継いでこられた高橋さん。エンジンのパワーやトルクの大きさがゆとりに繋がることを身を持って経験されてこられたようです。
「595コンペティツィオーネは、排気量は小さいけど数値以上のパワーがあると思えるほどです。いろいろなものがダイレクトに伝わってくる感覚や操っている感覚が強いところが楽しく、そういう意味でもいい選択をしたと思っています」

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ノーマルで乗りつつも、色やディテールにはこだわりたい

ではなぜ割と早いタイミングで乗り換えられたのでしょうか。
「最初のアバルトを買うとき、本当はブルーが欲しかったんですけど、なかったのでホワイトを選んでグレーだったミラーとデカールを赤に変えてもらったんです。それを気に入って乗っていたんですが、ある日、僕が買ったディーラーに欲しかった色のコンペティツィオーネが入庫したことを知ったんです。それで乗り換えました。それもとても気に入っていたのですが、2年ほど経ったところでアバルト595にマイナーチェンジがあったんです。ディテールも変わったし、パワーも20ps上がりました。それにちょっと見栄っ張りな話なんですけど、古いモデルだと思われるのはイヤだな、と。目に見えない部分でも進化したようなので、どんなものかと思って買い換えたのが去年の5月です。好みからいえば前のブルーが好きだったんですけど、確かにクルマ全体のしっかりした感じが強くなっていて、完成度が上がっているように思います」

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それにしても、3台続けて同じクルマに乗っておられるわけですが、アバルトのどこがそれほどまでに気に入られたのでしょうか。
「やっぱり一番はカタチでしょうね。皆さんは動力性能に目が行くのかもしれませんけど、それは僕にとっては2番目。アバルトには、かわいいだけじゃなくてカッコよさもある。ちょうどいいバランスなんですね。それと人と違う、というところかな。あんまり同じクルマと並ぶことがないのもいいです。僕は基本的にノーマルで乗りますが、ディテールにはこだわりたい方で、今のクルマもホイールを全面ブラックにしてセンターをイエローのボディカラーに合わせてもらったんです。実は1台目も2台目も、ダッシュボードの下側をボディと同じ色のものに換えていましたし、2台目はデカールがグレーだったのをホワイトのものに換えてもらったり。他の人から見たらどうでもよさそうなところなんですけど、色の組み合わせとか細かなところにこだわりたくなるんです。

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ホイールのセンターキャップをイエローに変更するなど自分だけのお気に入り仕様にしてアバルトとの日常を楽しまれていらっしゃいます。

ご家族の人気モノ

走りについてはいかがですか。
「僕は、イベントだとかサーキット走行とかには行きませんし、どこかにひとりで走りに行ったりもしません。ただ、仕事でどこかに出掛けたときに回り道して帰りたくなるクルマではありますね。飛ばさなくても、“ああ、アバルトだな……”と思う瞬間がたくさんあるので、普通に走っているだけで十分に満足できちゃうんですよ。その辺を普通に走っているだけでもスポーツカーっぽいフィーリングを味わえる。妻もそこは気にいっています。妻もアバルトが好きで、取り合いみたいになることもあるぐらいです。運転していて楽しいし、コンパクトだから駐車しやすいし、身軽なところがいいみたいです。家族が反対するから買えないという人もいるようですけど、奥さんにもちゃんと試乗させてみたりとかしたら、あまりそうはならないんじゃないかなと思います。子供達も足まわりが硬いのには慣れていて、リアシートで普通に眠ってますよ(笑)」

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普段飛ばすことはないそうですが、それでも走りには十分満足されているご様子です。

ユーティリティについても、高橋さんも奥さんも満足されているそうです。
「狭いんじゃないかと思う方が多いようですけど、家族4人がちゃんと乗って移動できるし、ラゲッジスペースもわりと使い勝手がいいんです。子供のやっている習い事は結構荷物が多いんですけど、難なく収まります。僕も仕事で撮影機材とかをたくさん積み込むことがありますけど、少しも困ることはありません。SUVもありますけど、もしどちらか1台しか持てないということになったら、アバルトを残すでしょうね」

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ラゲッジルームの使いやすさも満足されていて、仕事で撮影の機材を積み込むなどフルに活用されているようです。

3台乗り継いだ595コンペティツィオーネ、かなりお気に入りの様子ですが、そうなると次もやはりアバルトですか?
「アバルトだけに乗り続けようと決めているわけではないんですが、ただ、他に選択肢がないんです。同じような大きさで、同じような排気量、同じような速さとか楽しさ、同じようなかわいさとなると、他に見当たりません。自分ひとりで乗るならアルファロメオ4Cのようなスポーツカーもいいなと思いますけど、さすがに家族が乗れないのは困る。そう考えていくと、実用的だしスポーツカーのようでもあるアバルトは、ベストマッチなんですよ。だから……2年ぐらい経ったら、また同じアバルトで買い換えているかもしれません。何となくイメージしているだけですけど、次は赤かな、ベージュとかが出てきたら気持ちが揺らぐだろうな……とか(笑)」

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