走行12万km超「慣らし運転は完了です」 アバルトライフFile.76 竹内さんと595 Competizione
20歳の時に595 Competizioneを購入し、6年間で12万km以上を走行してきた竹内勇人さん。年間2万kmペースで走っても、愛車への愛情は衰えるどころか増しているほどで、10万kmは通過点に過ぎないとのこと。自動車整備士の資格も持つそんな26歳のアバルト乗りに、どんなアバルトライフを送られているのか聞いた。
最初の1年で3万5000km突破
竹内さんは子どもの頃からクルマが好きだったのですか。
「子どもの頃からミニカーで遊んだりしていたんですけど、特に印象に残っているのは、小学6年生のとき。父のクルマに乗っていて、隣の車線をスポーツカーがサーッと駆け抜けていったんです。そのとき、“かっこいい!”という憧れが記憶に刻まれたのを覚えています。その後、18歳になってすぐに免許を取り、最初のクルマである国産オープンスポーツカーを中古で手に入れたんです」
595 Competizioneオーナーの竹内勇人さん。以前にオーナーインタビューに登場いただいたMasaさんにご紹介いただきました。
アバルトとの出会いはいつ頃に訪れたのですか?
「その後、2年ほどそのスポーツカーに乗っていたんですけど、なにかの機会でアバルトのことを知り、面白そうだなと興味を持ち始めたのがきっかけでした。その時は、特にここが好きとか特別な理由があったわけではなく、なんとなくショールームにクルマを見に行ったんです。実車を目にした時は、とにかく音のインパクトが大きかったですね。それで興味が増し、買いたいと思ったんです。当時はまだ20歳の学生だったので無理かと思ったんですけど、諸々手続きを進めたところ購入できそうだとわかったので、思い切りました。その時から大切に長く乗るだろうという思いはありました」
いざ買ってみてからはどうでしたか?
「まんまとサソリの毒にやられました。乗るととにかく楽しくて、こんなに楽しいクルマがあるんだという思いが膨らんでいきました。走っているのが好きで色々なところに行きました。最初の1年で3万5000キロも乗ったんですよ」
ずいぶん走りましたね。どんなところに行ったのですか?
「学校終わった後にちょっとドライブに出掛けたり、家は群馬なんですけど卒業して働き始めてからは週末に都内に行ったり。カフェ巡りが好きなので休みの日にちょっと遠くのカフェを訪れたり。あとは写真も好きなので、友人のMasaさんと景色がきれいなところに写真を撮りに行ったりと、そういうのを繰り返していて気づいたらこの距離になっていました。今でも1年で2万キロ前後は走っていますね」