ただスマートなだけのEVなら、
アバルトはつくらない。
あのアバルトがEVに?
そんな懐疑的な声を鮮やかに裏切るのが、我々の使命。
もっとも重要なのは動力源やシステムではない。
走りそのものが、ピュアに愉しいか否か。
電動化のその先にある、
新感覚のドライビングフィールを求めて、
受け継がれてきた美学と革新的テクノロジーを融合。
次世代へ向け、アバルトらしさとは何かを再定義した
史上初のエレクトリックスコーピオン
『ABARTH 500e』、
日本上陸。
2023年10月11日(水)に開催された
ABARTH 500e
発表会の模様を公開中
ABARTH 500e
Scorpionissima
- ハッチバック(右ハンドル) メーカー希望小売価格6,300,000円
- カブリオレ(右ハンドル) メーカー希望小売価格6,600,000円
Hatchback
Acid Green90台
Poison Blue60台(ローンチエディション限定カラー)
Cabriolet
Acid Green30台
Poison Blue20台(ローンチエディション限定カラー)
※カブリオレモデルのPoison Blueは完売いたしました。
特別装備
ABARTH 500e STORIES
革新の電気サソリ『ABARTH 500e』。
そのデザインは、いかにして生まれたのか。
革新の電気サソリ『ABARTH 500e』。
そのデザインは、いかにして生まれたのか。
野生のサソリが持つ、エレガントでアグレッシブなキャラクターと大胆で柔らかなフォルム。それこそが『ABARTH 500e』のデザインにインスピレーションを与えており、同時にパワー、身軽さ、エアロダイナミクスの面での“強さ”を強調している。チェントロスティーレ(デザインセンター)のカーデザイナーたちは、現代の電動化されたアバルトの内外装に実際のサソリのエッセンスを織り込もうと注力した。
『ABARTH 500e』をひと目見れば、フロントバンパーとホイールにあしらわれた“サソリの爪”にお気づきいただけるだろう。これは、ブランドの象徴であるスコーピオンロゴの爪の部分をイメージしている。このうちフロントバンパーに関しては通常よりも30mm長く、優れた性能とデザインをもたらす空力サイドウイングを形作っている。
そして、18インチのダイヤモンドカット アロイ ホイールは、エレメントの真円性を強化し、側面から見た際のスポーティな外観を印象付けている。
一方、エアダムのデザインはサソリの足からインスピレーションを得ており、エアロダイナミクスの向上だけでなくユニークなスタイリングにも寄与。サイドスカートにつながるフロントフラップは、サソリの固い背甲をイメージ。ホイールを前方からカバーし、空力を強化している。
類まれなスポーティネスを表現し、空気力学的な数値を向上させるためにどうすべきか。フロントビューについて、デザイナーは徹底的に考え抜いた。その結果、フロントをより低く、長く設定することに行き着いた。品格、愛嬌、ストイックさを同時に醸し出す、このクルマのピュアで滑らかなスタイルは、多くの人に好意を持って受け入れられると信じている。そしてその極めて軽快な印象は、ボンネット上部のDRL(デイタイムランニングライト)の“アイブロウ”を削除したことによって、もたらされた。よりスポーティで、主張の強い眼光にすべくデザイナーがこだわったディテールであり、これがさらなる軽量化にもつながっている。
かつての名車 リトモ・アバルトがそうであったように、“Take the beast by the claws”というモットーは自動車のデザインに革命を起こし、今回もクルマのアグレッシブなキャラクターをステアリングホイールでも表現しようというデザイナーの英断の原動力となった。古いラリーマシンに参考に、ホイールに2本ではなく3本のスポークを採用し、クルマのスポーティな性格を強化。過去と未来の完璧な融合を実現した。
運転の快適性を最大限に高めるために、綿密に設計されたインテリアデザイン。その紛れもない主役の1つがサソリだ。サソリの身体が持つ強固な剛性としなやかな流動性の二面性をシートで再現。優れた快適性と確実な横方向のサポートの両者を提供できるよう設計されている。そして、シートの背もたれには、伝統と先進性が調和しブランドのDNAを主張する、新しいサソリのロゴデザインがあしらわれている。
まったく新たな電動モビリティの時代へ。その変化を可視化するために、これまでアバルトの象徴だったスコーピオンのロゴは、大胆なリデザインを必要としていた。それも単なるサインではなく、パフォーマンス、革新性、走りの楽しさ、サステナビリティ、それらすべてが融合したものに。 まずエクステリアでは、これまでのブランドの歴史に思いを馳せることができるよう、ボンネット中央に従来のエンブレムを配置。そしてボディサイドとホイールに、電動化を象徴する新しいロゴ(前者は稲妻が貫くデザイン)を象ったエンブレムがあしらわれている。一方インテリアにも、大きな変化が。ヘッドレスト、ステアリングホイール、シートカバーなどに新たなロゴがあしらわれ、そのエッジィな形状はリデザインによって表現された新しい言語と言える。
スポーティネスと上質感。その魅惑のコントラストをクルマ全体に浸透させ、EVモデルとしてのキャラクターを表現するために、カラーリングやトリムにも細心の注意が払われた。日本デビューと同時に送り出されるローンチエディション『ABARTH 500e Scorpionissima』は、2つのボディカラーを採用。大胆でエネルギッシュなAcid Greenはスピードとハイパフォーマンスを連想させ、洗練に満ちたPoison Blueは優雅さと現代的な感性を表現している。さらに、印象的なアバルトのストライプは“グリッチエフェクト”を用いて再解釈。パワーとパフォーマンスへのエキサイティングな感覚をドライバーにもたらし、同時にこのクルマに息づく最先端のテクノロジーを強調している。
エクステリアでは、ひと目でわかるその強烈な個性によって、どこを走っていても周囲の視線を釘付けにする存在感を放つ。一方、インテリアはダークで温かみのあるカラーリングにより、力強さと高級感の両立を叶えるとともに、洗練された未来的なタッチも加えられている。
いかがだっただろうか。このような膨大なプロセスを経て、パワー、身軽さ、エアロダイナミクスのすべてを体現する『ABARTH 500e』の鮮烈なデザインが生み出された。チェントロスティーレのデザイナー達による複雑な作業は、本物のサソリと現代の電動サソリのエッセンスを融合させるべく綿密に行われ、その結果、唯一無二の魅力を持つアバルト史上初のEVが生み出されたのだ。
※本文章の内容は、2023年6月6日、イタリアにて発表されたステランティスグループのプレスリリースを編集したものです。日本導入モデルとは細部で仕様が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
完璧なサウンドを求めて、延べ6,000時間以上。
『ABARTH 500e』の咆哮に迫る。
完璧なサウンドを求めて、延べ6,000時間以上。
『ABARTH 500e』の咆哮に迫る。
世界中のアバルト愛好家を驚かせ、感動を与え続けるために。これまでのモデルと同様『ABARTH 500e』でも、ブランドの象徴である“音”を徹底的に追求。独自開発のサウンドジェネレーターを搭載することによって、電動ホットハッチセグメントにおいて他に類をみないサウンドを実現した。アバルトのラインアップに新たに加わった100%電気自動車には、専任のチームがサウンドデザインスタジオと協業して開発したサウンドシステムを搭載。その開発が行われたのは、イタリアにあるステランティスグループのNVH(クルマの振動および騒音)部門。奇しくも、アバルトが誇る歴史的なエキゾーストシステム“レコードモンツァ”のサウンドを検証したのと同じ場所だった。
プロジェクトは約2年間にも及んだ。数人のチームメンバーが、ドライビングのあらゆるシーンにおける最適なサウンドを分析し、つくり上げるために、費やした時間は延べ6,000時間以上。テクニカルマネージャーはさまざまな関係者との調整に尽力し、サウンド強化を担当したNVH(クルマの振動および騒音)のスペシャリストは、開発過程での「創造的なパート」と「技術的なパート」それぞれに力を注いだ。彼らはデモの開発に加え、ソフトウェア開発からサウンド自体の製作に至るまで、サウンドループのさまざまなステップに取り組んだ。正確で信頼性の高い騒音測定を行うため、音響試験や研究の一部は半無響室(内部の騒音レベルが極めて低く、外部からの遮音性を高めるために特別に設計された部屋)で実施。反射床のおかげで、実際の道路のような音響反射面を再現可能となった。さらに、完全に無音にすることもできる半無響室は、音響のスペシャリストが周囲全体の騒音と区別する際にも役立った。
可能な限り、オリジナルに近づける。その壮大な目的を達成すべく、加速、減速、ブレーキ、高速コーナリングといった、ドライビングのさまざまなシーンにおける内燃エンジンモデルのサウンドを録音。さらに、サウンドキャリブレーションも実行された。専用のツールとプロセスを通じて慎重に分析し、音を重ねることでバーチャルマトリックスの中に新しい音色を作り出す。その結果、アバルトのDNAとも言える特徴的な周波数をすべて抽出することに成功したのだ。
出力の完璧なブレンドは容易ではない。さまざまな反復と構成を繰り返し、スタジオや静止したクルマでテストを重ねた。具体的には、ソフトウェアを用いて録音されたサウンドのさまざまなコンポーネントを調整することで、ドライバーにとって至高の没入感を提供する。こうして追加されたサウンド同士が重なり、アバルトの伝統的なサウンドと『ABARTH 500e』の未来的な感性が見事に融合を果たした。
そしてもうひとつ重要なのは、既存のホモロゲーションを遵守し、決して騒音にならないようにすること。つまり、魅力的かつリアルなサウンドを探究しながら、高速走行時でも極めて快適なドライビング体験を乗員に提供すること。無論そのためには、慎重にサウンドジェネレーターのバランスを調整する必要があった。事実、システムのサウンドの強弱はクルマの運転速度に比例しており、サウンドはシーンに応じて外部のリアスピーカーを通じて異なる方法で処理される。エンジンが最低出力の際は、サウンドジェネレーターが“レコードモンツァ”のアイドリング状態の排気音を再現。加速すれば、内燃エンジンを備えたアバルトの音色を維持しながら、速度に応じて変化。アイドリング状態から加速、イグニッション、シャットダウンまで、あらゆる情報がインプットされている。
気の遠くなるような時間と労力を費やして、『ABARTH 500e』はブランドのDNAに刻み込まれた大胆さを放棄することなく、わずか3.6メートルのボディの中に高級車と遜色ない機能を備えた。独自のサウンドジェネレーターによって、伝統的な内燃エンジンのサウンドを呼び起こし、許容される限界までスポーティなエンジンのパワーを再現する、唯一のホットハッチだ。そして、この革新的なテクノロジーが叶える魅惑の“轟音”は、ドライバーの気分次第ですぐにオン/オフを切り替えられるのも大きな魅力だ。
※本文章の内容は、2023年4月11日、イタリアにて発表されたステランティスグループのプレスリリースを編集したものです。日本導入モデルとは細部で仕様が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
ABARTH 500e
THE FIRST ELECTRIC SCORPIONNEW
POWER最高出力155PSを発揮する強力な電動モーターと42kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、排出ガスをまったく出さずに刺激に満ちたドライビングを実現。これまでのEVでは味わえなかったような小粋で痛快な走り、そのフィールは紛れもなくアバルト。アクセルを踏み込んだ瞬間から、あなたも虜になるに違いない。
NEW
STYLEチャーミングなのに、獰猛。アバルトだけが備える天性のキャラクターを、『ABARTH 500e』でも鮮やかに表現。一時代を築いてきた『595/695』シリーズの面影を残しながらも、アバルトの未来を見据えるかのような先鋭的なスタイリングへと昇華させた。そしてその象徴として、新たなスコーピオンロゴが内外装の至るところに散りばめられている。
NEW
PERFORMANCE『ABARTH 500e』は、とりわけ20-60km/hの低中速域での加速性能にこだわり、シティドライブでも躍動的な走りを約束。さらに、ガソリンモデルと比べより50:50に近いバランスの取れた前後重量配分とプロポーションによって、クイックなハンドリングと安定性を両立。EVとしての先進性と日常でも楽しめる爽快なパフォーマンス、そのどちらも決して譲らない。
NEW
DRIVINGMODE
バッテリーの消費電力やフィーリングの異なる3タイプのドライビングモードを好みやシーンに応じて選択可能。無論、どのモードを選び、どんなルートを駆けぬけようとも、新たなパワーに満ちた独自のドライビングエクスペリエンスが待っている。
スコーピオントラック
もっともエキサイティングなパフォーマンスを発揮
スコーピオンストリート
スポーティながら、回生ブレーキを活用したワンペダル走行が可能
ツーリズモ
モーターの最大出力と最大トルクを抑えた効率的なワンペダル走行が可能
NEW
SOUNDアバルトをドライブすることは、音を楽しむことでもある。受け継がれたその美学は、EVになっても変わることはない。『ABARTH 500e』は、エンジニアたちが約6,000時間をかけて専用開発したサウンドジェネレーターによって、ブランドの象徴である“レコードモンツァ”のエキゾーストノートを忠実に再現。アクセルワークと呼応してコックピットに響き渡る鮮烈な咆哮が、ドライバーの心まで加速させていく。
- ※価格は、2023年10月11日現在のメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。※掲載のメーカー希望小売価格は参考価格です。販売価格はアバルト正規ディーラーが独自に設定していますので、各店にお問い合わせください。※税金(消費税を除く)、登録諸費用、保険料等は含まれておりません。 ※価格には、リサイクル料金は含まれておりません。別途必要となります。 ※価格には、オプション費用は含まれておりません。※掲載のオプション費用は、消費税(10%)を含む価格表示です。※写真およびイラストは、実車とは異なる場合がございます。※価格・諸元・仕様ならびに装備は予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください。