熱きアバルト乗りが4年ぶりに集結! アバルト ドライビング アカデミーが開催

2024年6月2日(日)、富士スピードウェイを舞台に、アバルトオーナーを対象としたドライビングレッスン「ABARTH DRIVING ACADEMY(アバルト ドライビング アカデミー)が開催された。アバルト ドライビング アカデミーは2020年以来、4年ぶり、併催された女性向けのレッスン「SCORPIONNA DRIVE FOR WOMAN(スコーピオンナ ドライブ フォー ウーマン)も同じく4年ぶりの開催とあって、サーキットには興奮の渦が巻いた。ここではジムカーナ走行やレーシングコース走行などを2クラスに分けて行われたアバルト ドライビング アカデミーの模様をお届けする。

ドライビングへの情熱とアバルト愛が交差

アバルト ドライビング アカデミーは、クルマの走行理論を正しく学び、スポーツドライビングに役立つ知識や技術をクローズドコースで安全に学ぶことができるドライビングレッスン。今回は基礎を重点的に学ぶBASE(バーゼ)と、ワンランク上の技術の習得を目指すTECNICO(テクニコ)の2つのプログラムが実施され、バーゼは50台弱、テクニコでは30台弱の参加者がハンドルを握った。

バーゼ(左)とテクニコ(右)の参加者の方々。

両プログラムは座学に始まり、ドライビング上達の要であるタイヤの性能を生かした走り方や、そのために覚えておきたい知識の習得、正しいドライビングに欠かせないドライビングポジション(バーゼ)など、上達に欠かせないポイントを学ぶところからスタートした。

座学の模様(左)、バーゼではドライビングポジションの習得もプログラムに含まれた。

座学のあとは、ジムカーナコースでブレーキング、コーナリング、スラロームといった走行プログラムが組まれ、座学で学んだタイヤの荷重を意識したドライビングの実践や、愛車の性能を限界まで引き出すコツを、第一線で活躍するプロドライバーの直接指導により学んだ。

 
テクニコクラスの参加者のひとり、児玉直也さんに感想を聞いてみると、「プロの方に教えてもらう機会がなかったので貴重な体験ができました」とコメント。プログラムの内容については、「荷重の考え方やブレーキの使い方などは教えてもらわないと自分ではなかなか学べないので、すごく勉強になりました」と収穫を得た様子だった。


テクニコクラスに参加された児玉直也さん。

また、「スポーツドライビングを初めてまだ半年ほど」という六崎さんは「ハンドリング操作など難しさを感じますが、クルマの性能を知り、感触を掴めるようになることが目標」とレッスンへの意欲を話してくれた。


テクニコクラスに参加された六崎さん。

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