限られたオフの時間にみなぎるパワーを。アバルトライフFile.84 小林さんと595 Competizione

 

他のクルマとはベクトルが違う

乗った感覚はいかがですか?

「乗り心地がいいとか、洗練されているとか、そういう類のクルマではないと思いますけど、逆に一般的なクルマとは違うベクトルで作られているところがいいですね。マイルドではなく、尖ったところが気に入っていて、僕にとっては趣味の延長線上にあるクルマなんです。それこそラジコンやモデルガンに似た、おもちゃのような感覚です」

これからもそばに置いておくご予定ですか?

「アバルトはそれに代わるクルマがないですからね。小さくてマニュアルでヤンチャで。イタリアだからこそ生み出せたクルマだと思います。いつまで乗ろうとは決めていませんけど、ないとつまらなくなってしまうと思うので、ずっとそばに置いておくことになるかもしれません」

これからはアバルトをどのように楽しんでいきたいですか?

「息子もクルマが好きなので、このクルマに乗るようになってからクルマの話題が増えました。大学生になって最近は時間が合わず、一緒に過ごす時間が減ってしまったんですけど、クルマを洗ってもらったり、ガソリンを入れに行ってもらったりしています。一緒に出掛けるときは最近は息子に運転してもらうことが増えましたね。そんな時間を楽しんだり、箱根で行われるコーヒーブレークにも時間が合えば行きたいなと思っています」

非常に神経を使うお仕事でありながら、地域医療への貢献の想いを胸に開業以来25年間、同じ志を貫かれているのは並大抵なことではないと思います。そんな小林さんにとって、ガレージで過ごす時間は最大のリクリエーションであり、アバルトもリフレッシュに貢献している様子が伝わってきました。これからもサソリからパワーを得て頑張っていただきたいと思います。コーヒーブレーク@箱根へのご来場、お待ちしています!

文 曽宮岳大

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