未来へと駆ける女子大生アバルトオーナー アバルトライフFile.61 安井さんと595 Competizione

アバルトでキャンパスライフの外へ

昨年3月、国際女性デーに合わせて女性限定で開催されたイベント「SCORPIONNA DRIVE for WOMAN WOMAN DAY」。その箱根の会場に、遥々愛知県から若葉マークのついた595 Competizioneでお越しになっていたのが安井真央さん。大学1年生、スコーピオンナ歴も1年目の安井さんのカーライフはまだ始まったばかりだった(関連記事)。それから1年、彼女はどんな成長を遂げたのか。お話をうかがいに待ち合わせ場所に向かうと、Grigio Record(ダークグレー)のアバルトで現れた彼女はクルマから降りるなり、「こんにちは」と1年前より少し大人びた笑顔を見せてくれたのだった。


595 Competizioneオーナーの安井さん。

お久しぶりです。箱根のイベントから1年が経ち、無事に若葉マークが外れたのですね。

「そうですね(笑)。あの時はまだ免許を取って10ヶ月ぐらいでしたが、この春が来ればもうすぐ2年です。運転にも慣れ、習い事やバイト、お友だちとのお出掛けなど、色々なところに行ったりして楽しくやってます」

今はもう学校はオンラインではなく、通常通り対面の授業やサークル活動をできているのですか?

「そうですね。1年生の時は授業もオンラインだったりしましたけど、2年生になってからは授業も対面に戻りましたし、サークルの活動なども普通にできてますね。サークルは写真部に入ったんですけど、部のみんなと写真を見せ合ったり、お散歩がてら写真を撮りに行ったり。あとは部の先輩や友人たちとバンドを組んで大学祭に出たりと、楽しい学生生活を送れています」


大学のバンド仲間と。安井さんはベースを担当。

学校のお友だちにクルマ好きな人はいますか?

「少ないかもですね。でも写真部にクルマ好きの先輩がいて、私が写真部に入ったのも、写真展で見たその先輩のクルマの写真がきっかけでした。かっこいいスポーツカーの写真が展示してあって、すごいなって思って話しかけてみたら、とても気さくに話してくれて。私もクルマ好きなんです、って伝えたら意気投合し、その勢いで写真部に入ることにしたんです(笑)。その後、一緒にツーリングにも行きました」


トイカメラを持ち歩き、出先で撮影を楽しむ安井さん。

安井さんはもともとクルマ好きだったんですか?

「いえ、クルマが好きになったのはアバルトに乗り始めてからです。それまではあまり興味なかったかもしれません(笑)。ただ、父がクルマ好きで、私が小学校低学年の頃、車高が低くてカッコいいスポーツカーに乗っていて、夜にドライブに連れて行ってくれたんです。マニュアル車ですごく疾走感があって、楽しかったことがとても記憶に残っています」


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