家族との時間を楽しめ、“クルマ好き” の自分も満たしてくれる。アバルトライフFile.80 ユーキさんの595とクマさんの595C Pista
20代クルマ離れ世代も「なくてはならないもの」
「ぼくは595を仕事にもファミリーカーとしても使っていますし、峠にも行きます」。そう話すのは一児の父親でもある28歳のユーキさんだ。ユーキさんはもう1台、プレミアムSUVを所有しているが、ほとんどの用事は595でこなしているという。なぜなのか。ユーキさんのお母さんのパートナーで595C Pistaを所有されているクマさんにもお越しいただき、“アバルトでなくてはならない理由”について語っていただいた。
ユーキさんは595とSUVの2台体制ということですが、どのように2台を使い分けているのですか?
ユーキさん
「片道でだいたい3時間以内の移動や家族でどこかに遊びに行くという時はほとんど595で移動していますね。年に数回、神奈川の自宅から大阪まで家族で行くことがあるですが、そのときやたくさんの荷物を運ぶときはSUVの方で移動することもあります。でも圧倒的にアバルトの方が出番は多いですね」
595オーナーのユーキさん。
アバルトを選んだきっかけを教えてもらえますか。
ユーキさん
「家族で使うクルマとは別に、子どもが生まれる2ヶ月ほど前に2人乗りのオープンスポーツカーを買ったんです。でもいざ子どもが生まれるとめちゃめちゃかわいくて、やっぱり家族で出掛けられるクルマがいいと思うようになったんです(笑)。この時、クマさんの595C Pistaのメンテナンスついでに乗り回したりして、触れれば触れるほど、やっぱりアバルトっていいよなと思っていました。それでオープン2シーターを手放して595に乗り換えたんです」
ユーキさんの595。
クマさんが595C Pistaを選ばれた理由を教えてもらえますか。
クマさん
「このクルマの前にフィアット 500に乗っていて、それからユーキ君の勧めで595C Pistaに乗り換えたんです。昔はバイクに乗っていて、クルマに移ってからはセダン、オープンカー、SUV、欧州ハッチバックと色々乗り継いできました。ある日、アバルトに抜かれたことがあったんですよ。小さいのに速いクルマだなと思って調べたらそれがアバルトだとわかり興味を持つようになりました。そのときは予算のことや、ルパン三世が好きだったという理由から最終的に赤いフィアット 500を選んだのですが……」
アバルトに抜かれてなかったらフィアットを選んでいなかったかもしれませんね。
クマさん
「そうですね。信号待ちでアバルトがいい音を出しながら、軽々と加速していく姿が目に焼きつきました。その後しばらくそのフィアット 500に乗っていたんですけど、マニュアル車に乗りたくなったのと、ユーキ君から“好きなクルマに乗ったらいいじゃない!”と背中を押してもらい、ディーラーに見に行ったんです。そしたらオープンでマニュアルの595C Pistaが61台限定で発売されたことを知り、残り少なかった在庫車の中から最後の1台をディーラーさんが押さえてくれて購入することができたんです」
595C Pistaオーナーのクマさん。
ユーキさん
「僕もアバルトのことを気になっていて、いいクルマだとわかっていたのでクマさんに勧めたのですが、クマさんが595C Pistaを買ってからさらにアバルトが好きになり、自分も595を買うことにしたんです」
二人ともそれぞれのライフステージに合わせてクルマを選ばれていますが、いつの時代にもクルマの存在は大きいようですね。
「クルマはなくてはならないものであるのは間違いなく、もはや家族と一緒なんですよね。一緒にいて当たり前だし、クルマに乗っているときが一番楽しいというか、落ち着くというか。住んでいるところはクルマがなくても問題ないエリアではあるんですけど、クルマがないと人生がつまらなくなっちゃうと思うんですよね」
20代のクルマ離れも耳にしますけど、お友だちはどうですか?
ユーキさん
「周りにはクルマに興味ない人が多いですよ。“クルマは必要ない”とか“免許持ってない”とか、そういう話を聞きます。ぼくがクルマ友だちとして仲良くさせていただいているのは皆さん年上です。クルマ離れはあると思いますよ」