学生時代のノリで楽しく乗れるクルマ。アバルトライフFile.78 染野さんと595 Competizione

 

Abarth

クセが強いからこそ楽しい

アドレナリン グリーンのボディカラーにどのような印象を抱いたのですか。

「この色に惹かれた大きな理由は、学生時代に乗っていたスポーツカーが黄色だったんですけど、このアドレナリン グリーンのボディカラーを見た瞬間に、学生時代の楽しい思い出が蘇ってきたんです。それでこの色に乗りたい!という気持ちが高まりました」

アルファ ロメオですでにイタリア車を経験されていたとのことですが、イタリア車にはどのような印象をお持ちでしたか?

「デザインにすごくこだわったクルマ、という印象を持っていました。そして乗ってみると、なんだか生き物みたいに感じるところがあり、そこが魅力だと感じていました。エンジンのアイドリングも脈を打つような鼓動があり、人間と同じように血の通っているような感覚を覚えますね」

595 Competizioneのエンジンフィールはいかがですか?

「少し癖がある感じがいいですね。下からモリモリパワーが出るような実用重視のエンジンとは異なり、回して楽しむエンジンという気がしています」

お仕事がお忙しいと思いますが、やはりクルマから元気をもらっている感じですか?

「そうですね。仕事をがんばるモチベーションというのは学生時代からあまり大きく変わっていない気がします。大変な時もここを乗り切ればあのパーツを買えるとか、その先の楽しみを思い描くようにしていて、それがモチベーションになっている気がします」

実際に2台所有をされてみていかがですか? またその中でアバルトはどんな役割ですか?

「哲学的に作られたクルマと、情熱で作られたクルマの違いというのをすごく感じていますね。アクセルのフィーリングひとつとっても、イタリア車は回して楽しむ感覚が強く、郊外の道をブン回して走るのが楽しいクルマかなと。そのようなことを感じながら日々楽しんでいます。あとアバルトは走るだけでなく、カスタマイズも楽しいクルマです。パーツも豊富なのでどこから手を入れようとか、ここをこうしたらどうかなとか想像を膨らませるのも楽しいですね」

走りについて、595 Competizioneにして良かったと思うのはどういうところですか?

「第一に軽さ。操作に対して機敏に反応するところですかね。ショートホイールベース車ならではの動きの良さを感じます。近年少なくなったライトウェイトスポーツカーの楽しさを強く感じられるクルマだと思います」

>>>時の経過を感じさせないクルマ