カーシェアリングでは飽き足らなかったクルマ好きな紳士 アバルトライフFile.60 木村さんと595 Competizione

蘇るアバルトの記憶

今回ご紹介するのは、都内在住の595 Competizioneオーナー、木村雅彦さん。2022年4月に595 Competizioneを購入し、約8か月が経過した時点の走行距離は、約1000km。距離が伸びていないのは、マイカーなしでも生活が成り立つ環境にプラスして、お仕事が多忙であるがゆえ。木村さんは自営で情報セキュリティのスペシャリストをやられており、四六時中、連絡が入ってはその対応に迫られる、そんな生活を営まれている。クルマの出番が少ないゆえ、必要なときに借りて乗るカーシェアリングも経験。しかし、その後、アバルトをマイカーに迎えられた。ひと月に100km走れないこともあるなか、それでもアバルトに乗る時間を大切にされている、その理由をうかがった。


595 Competizioneオーナーの木村さん。

お仕事がお忙しいようですが、どのような生活を送られているのですか?

「情報セキュリティの仕事をしています。情報セキュリティというのは、例えばどこそこの企業の顧客データが漏洩したというニュースを目にすると思いますが、そういう事象が起こった際に、真っ先に対応するのが私たちの仕事です。リスクが起こった際に、調査や影響分析を行い、クライアント企業に法律に則って規制当局に報告するように促したり、あとは個人情報に関する問い合わせ窓口も請け負っています。グローバル企業の場合だと海外市場からの問い合わせもありますので、例えばロサンゼルスだと17時間、イギリスだと9時間時差があり、四六時中対応を行うことになります。正月でも何かあれば対応しますし、欧州の場合は1月2日にはもう稼働する企業が多いですから。そんな生活ですので、仕事の時間とプライベートの時間の境界線というのはあまりないですね」

クルマはもともとお好きでいらしたんですか?

「そうですね。18歳の時に国産のスポーティハッチバックを購入し、その後お金を貯めて、フィアットの X1/9 というモデルを買いました。X1/9にはアバルトのパーツを購入しては装着して楽しんでいましたね 。その後 、アウトビアンキ A112 アバルトにも乗りました。あとはドイツのプレミアムスポーツとか他ブランドのクルマも含め、色々乗り継ぎました。クルマは若い頃から好きでしたね」

今のアバルトの前はどんなクルマに乗られていたんですか?

「ドイツブランドのホットハッチに乗っていました。だけど2年ぐらい前に売ってしまったんですよ。娘が小学生の時は送迎や何かとクルマを使う機会が多かったんですけど、中学生になってからはクルマを使う機会が激減し、家内からもカーシェアリングでいいんじゃないの?と言われまして。駐車場代も高いですし。それで一度クルマを手放してカーシェアリングを利用していたんです。用事がある時にしかクルマに乗らない生活ですね。しばらくはそんな生活を送っていました」 


ライフステージの変化によりマイカーの出番が少なくなった木村さんは、愛車を売却してカーシェアリングに切り替えたという。


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