全国から集まったアバルト熱はピークに! ABARTH COFFEE BREAK 2023@岐阜加子母(日曜日編)

大人の夢とロマンを運ぶ2台のGrigio Campovolo

偶然隣り合わせになった2台のGrigio Campovolo(グレー)のアバルトの脇で、談笑されていた大場祥生(さちお)さん(右)と、神井元則さん(左)。二人はコーヒーブレークの会場で初めてお会いしたばかり。なんと大場さんは山形から7時間かけてご来場。一方、神井さんは京都から。遠く離れたオーナーさん同士がこうして出会い、お互いの情熱が交差するのもこのイベントならでは。

山形からお越しの大場さんは、「コーヒーブレークのことは以前から知っていて、ずっと参加してみたいという気持ちはあったんですけど、やはり距離を考えると、なかなか一歩先に踏み出せなかったんです。今回は岐阜での開催ということで、比較的行きやすいと思い、一念発起して来たんです。普段は通勤で4キロ程度しか走らないんですけど、今回は500キロの道のりを辿り、ドライブを存分に楽しめました。燃費も16キロ台後半と高数値が出て、びっくりしましたね」と愛車の絶好調な一面を見ることができた様子。


595オーナーの大場さん。

かたや神井さんは過去にアルファ ロメオを6台続けて乗り継いできたという車歴の持ち主。そこからなぜアバルトに?
「55歳になったんですけど、今のうちにサーキットを走ってみたいと思ったんですね。今までもツーリングは楽しんでいたけど、サーキットを楽しむ他のオーナーさんの活動をYouTubeなどで見て、自分も一度行っておかないとあかんかなと思って。今回は、サーキットを実際に走っている人の意見を聞けたらという思いもあって来ました」と来場された動機を話してくださった。


サーキットデビューに情熱を燃やす神井さん(左)。

「アバルトに乗り換えて、毎日が刺激的でサソリの毒に冒されっぱなしです。今日もテンションが上がりっぱなしで、山形からきて本当によかった」と話す大場さんと、サーキットに思いを馳せ、その第一歩を踏み出した神井さん。挑戦を続ける姿が素敵なお二人でした。


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