ドライブの快適性とデザイン性を両立。色気に満ちたナポリの手袋「マリオ・ポルトラーノ」

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“第二の肌”のようにフィットし、運転の楽しさを加速する手袋

ドライビングを愛する人のためのクルマ、アバルト。クルマを意のままに操れる感覚は何ものにも代え難い魅力だ。だから運転を快適に楽しむためのギアも、本物志向で品質の良いものにこだわりたい。欠かせないのはドライビングシューズ(関連記事)とサングラス、そしてグローブだ。

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羊革をなめしたナッパレザー素材のドライビンググローブ(各15,000円+税)。適度なグリップ感があり、ロングドライブにも最適。

クルマを思い通りに操るには、ステアリングを介して伝わってくる路面の情報を的確に捉える必要がある。そのため運転時に着用するグローブは、伝達性に優れ、グリップ感が良いことが求められ、ロングドライブで心地よさが持続することも重要だ。こうした点において、“マリオ・ポルトラーノのグルーブは好適なのだ。ではなぜ、マリオ・ポルトラーノの製品が優れているのか。まずはその歴史と技術を紐解いていこう。

4代にわたって継承される伝統の技とクラフツマンシップ

革製品で有名なイタリアの中でも多くの皮革メーカーが集まる都市ナポリ。マリオ・ポルトラーノはこの地で1895年、マリオの祖父フォルトゥナートによって創業された。革手袋の専門メーカーとして開業し、まもなく原皮から製品の出荷までを一貫して行うようになった。以後、4代にわたり、伝統的な製法と熟達したクラフツマンシップ、ナポリらしい洗練されたスタイルを守り抜き、世界中に愛用者を増やしている。

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繊細で美しいハラコのブラック(26,000円+税)。リピーターからの人気が高い、上級者向けアイテムのひとつ。

マリオ・ポルトラーノのグローブは、革が上質なだけでなく、縫製が美しいのも特長。手縫いであれミシンであれ、縫う工程は手先の器用な職人が受け持つ。その仕上がりに、作り手の細やかな気遣いと手仕事の美しさを感じずにはいられない。

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すべて手縫いの外縫いタイプ(20,000円+税)と、内縫いタイプ(22,000円+税)が用意される。いずれも吸い付くように良質なナッパレザー製で、フィット感も抜群(左)。指先の細かな動きも手袋を着用したままできる。カメラのシャッターを押すこともできた(右)。

では、自分に合った手袋を選ぶ際のポイントはどこにあるのだろう? デザインや色が好みに合うかどうかは、直感に従えばよいだろう。その上でさらに重要なのが、着けたときに指先までフィットするかどうか。運転時に使うとなれば、この要素はさらに重要となる。

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ドライビングに特化するのなら、やはり運転のしやすさを追求したドライビンググローブをおすすめしたい。マリオ・ポルトラーノがラインアップするドライビンググローブは、素材に薄手で上質なナッパレザーを使用。フィット感と快適性を高めるために裏地は貼らず、起毛加工した皮革の肉面が手に触れるつくりとなっている。デザインもタイトで、ひとたび着用すれば手にスッと馴染み、快適なドライブが楽しめる。疲労軽減にも寄与。パンチングによる通気性も確保されているので、通年で使用できるのもうれしいポイントだ。

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「運転しやすさ」を追求し、あえて裏地を取り付けていない。薄くしなやかでだぶつかないため、装着したままでも動作を行いやすい。

一方、冬でも快晴の日は屋根をオープンにして走りたい、という向きには、フィット感を確保しながら防寒性も兼ね備えたものがおすすめ。表面の厚みは増すが、指先の動きを妨げられることはない。なにより手のひらをやさしく包み込んでくれる感覚は、一度着用したら手放したくなくなるほど。クルマのシートヒーターと併用すれば、冬のオープンエアドライブを快適に楽しめるだろう。

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最高級といわれるカルピンチョよりさらに希少なペッカリーの黒(32,000円+税)。ライニング(裏地)はカシミア100%。あたたかく肌触りがいいうえにフィット感もいいので、長く愛用したくなる。

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「124 スパイダー」のグローブボックスにもマリオ・ポルトラーノのドライビンググローブはしっくり馴染む。

操作性を最大限に高めるだけでなく、洗練されたデザインだからこそ得られる満足感も見逃せない。装着することが誇らしくなるようなグローブ。その誇らしさもまた、ドライブの楽しさをさらに高めてくれるはずだ。

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サイズ展開も豊富なため、自分にぴったりのサイズを見つけたい。試着の際は指の長さより手の回りの幅で選び、少しきついかな? と感じるくらいギュッと入れるのが正解(キャメル、青ともに18,000円+税)。

2017年は、自身がこだわり抜いたアイテムでドライビングを楽しみたい。

MARIO PORTOLANO
ドライビンググローブをはじめ、各種グローブの取扱先等については、輸入元のFilorossoへお問い合わせを。
TEL : 03-6451-1518

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撮影協力:アバルト 松濤
東京都渋谷区松濤2-3-13
03-6804-9555
9:30〜18:30(火曜日定休)

この記事に登場するクルマ
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