アバルトで走り続ける、海苔屋としてのこだわり。アバルトライフFile.90 古市さんと500
こだわりを貫きつつ、敷居は低く
趣味から仕事まで大活躍のようですね。これからも乗り続けるつもりですか?
「僕はアバルトを通して本当に色々な人と出会いました。別のクルマにも乗っていますが、それに乗っていても新しい人と出会わないです(笑)。アバルトに乗っているから、クルマを通して様々な人と絆ができたので、もう手放したくても手放せないですね(笑)。趣味や仕事の枠を超えて、その先にある人と繋がっているので、これからもずっとアバルトに乗り続けると思います」
500eに試乗した印象はいかがでしたか?
「僕が乗っている500より親みやすいクルマだと思いました。親しみやすい一方で、楽しい。電気自動車にしか出せない楽しさがあると感じました。 あとはクルマから降りてふと振り返ったときに、可愛いさとかっこよさが同居している感覚がありますよね。その“かっこつけた可愛さ”があるところは、先代から受け継がれているポイントだと感じました」
今後の挑戦を教えてください。
「海苔をいろんな人に知ってもらい、 おいしい海苔をもっと広めたいですね。いま自分は吉田商店の5代目修行中の身としてやっています。会社は創業が1872年、150年続く老舗なので、周りからは“すごいね”などと言ってもらえることもあります。でも、あまり重く受け止めすぎず、“真面目すぎない海苔屋”にしたいと思っているんです。クルマのイベントに出店するときは、イベントごとにパッケージのデザインを作っているのですが、そうすると会場でみんなに喜んでもらえるし、自分自身もそれを楽しんでやっているんです。海苔屋として代々大切にしてきたこだわりを貫きつつ、やわらかさを感じられる。そんな、“真面目だけど敷居は低い海苔屋”を目指したいと思っています」
誰もが笑顔になれる“走り”と“味”。アバルトのクルマづくりと、古市さんが情熱を注ぐ海苔づくりは、まさに“情熱の共鳴”そのもの。人々に笑顔をもたらすふたつの世界に、こだわりと想いの重なりを感じた。
文 曽宮岳大
取材協力:吉田商店 大森町店
東京都大田区大森中1-8-16
https://www.yoshida-nori.jp/
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