大事なのはテンション。惚れたクルマを自分流に楽しむ。アバルトライフFile.74 林さんと500e Scorpionissima Cabriolet
僕にはそんなパワーは必要ない
イベントで知り合った仲間の方とツーリングなども楽しまれているのですよね?
「そうですね。初めのうちはみんなと一緒にツーリングに行く時に、充電しないといけなくなったらどうしようかとか考えていたんですけど、現地集合なら休憩を兼ねて充電しながら自分のペースで行けるし、充電にしても、目的地までの距離を調べてそこまでの充電計画を立てるというプロセスそのものを意外に楽しめています」
当初はゴルフがメインで長距離はあまり想定されていないと仰っていましたけど、ロングドライブも楽しまれているようですね?
「意外とそうですね。月に1回ぐらいはツーリングを楽しんでいます。富山のイベントに参加したときは2日間で500kmぐらい走りました。去年の年末に納車されて実質6ヶ月ちょっとですが、走行距離は7000kmを超えたので、それなりに走ってますね」
サウンドジェネレーターはどのように使われていますか?
「サウンドジェネレーターはテンション上がりますね。OFFで走ったこともあるんですけど、ONの方が断然楽しいですね。ほぼ100%、ONで走っています。サウンドジェネレーターの音については疑似音ではあるので賛否あるかもしれないですけど、僕は十分に満足しています」
サウンドジェネレーターはほぼONにして楽しまれているとのこと。
ドライブモードはどれがお気に入りですか。
「ドライブモードは回生ブレーキが効く“ツーリズモ”で走行しています。回生ブレーキは慣れるまでに2、3日ぐらいかかりましたけど、今はあった方が断然楽に感じていますね。アクセルを離してから停止するまでの距離感もわかってきたので、前のクルマが止まるなと思ったら、どのあたりからアクセルを離せばスムーズに止まれるかも掴めるようになりました。一気にアクセルペダルを離してしまうとカクカクした感じになってしまいますが、今はもうコツを掴んだので大丈夫です」
同じように回生ブレーキが効き、出力がアップする“スコーピオンストリート”は使われていないのですか?
「僕にはそんなパワーは必要ないですね。みんなに聞かれるんですよ、速い?とか。でも僕はパワーを求めてないというか、見た目重視なのでいつもツーリズモで走ってます(笑)」
林さんのお気に入りのモードはツーリズモだという。
これから500eと共にやってみたいことや、行きたいところはありますか。
「今後は、積極的にイベントなどに参加していきたいと思ってます。まだ台数の少ない500eですが、他のオーナーさんと色々とお話ししてみたいです。あと500eを通じてたくさんの仲間ができたので、一緒にツーリングやオフ会など企画して楽しんでいこうと思います!」
カスタマイズやイベントの参加など、500eとの生活を楽しまれている様子の林さん。自分のスタイルをしっかりお持ちで、「そんなパワーは必要ない」と言ってのけるあたり、カッコいいなと思いました。“自分は自分”というそうした価値観が愛車の500eにも反映され、クールに見えるのかもしれません。500eに乗る新たな仲間が見つかるといいですね。またイベントでお目にかかれるのを楽しみにしています。
文 曽宮岳大