アバルトで走りたいドライブルート【芦有(ろゆう)ドライブウェイ(兵庫県)】

Abarth

ドライブ好きを魅了する気持ち良いコーナーの連続

全長約10.7kmの芦有ドライブウェイは、芦屋料金所方面から行くと宝殿ICを越えたあたりでトンネルが2本続き、このあたりが標高のピークとなる。なお、宝殿ICで降りると明石神戸宝塚線に合流し、六甲ガーデンテラスや六甲高山植物園といった観光スポットへアクセスできる。今回は宝殿ICを通過し、終点がある有馬方面へ。トンネルを越えるとそこから有馬料金所までは下り坂が続く。


芦有トンネルを越えると、そこから先は下り坂となる。

芦屋料金所から芦有トンネルまではなだらかなコーナーが多かったが、芦有トンネルから有馬料金所まではやや曲率の小さなコーナーが多くなる。とはいえ、ハンドル操作が忙しく感じられるほどの急カーブではなく、適度な間隔でコーナーが訪れるので気持ちよくドライブが楽しめるだろう。

また芦有ドライブウェイは頭上が開けた、明るい雰囲気なのも特徴。山深いワインディングロードにありがちな鬱蒼とした感じはなく、全体に爽やかなルートだ。また見晴らしスポットが所々に出現するため、助手席の乗員も気分よくドライブを楽しめるはずだ。

芦有トンネルから有馬料金所までは有馬展望台、北摂展望台、金仙寺湖展望台の3ヶ所の展望駐車場があり、クルマから降りて息抜きをしたり、愛車の撮影を楽しんだりすることができる。


こちらは有馬展望台。有馬温泉や神戸市北区有野町が眼下に見られる。

さらに坂道を下ると、いよいよ有馬料金所にたどり着く。有馬料金所は、有名な有馬温泉の中心地から1kmほどの場所。有馬温泉に立ち寄ってみたところ、平日にも関わらず大勢の観光客で賑わっていた。日帰り温泉も充実しているため、温泉好きの人は芦有ドライブウェイの帰り道に立ち寄るのもおすすめだ。

有馬温泉の中心地。中央に見えるのが「ねね橋」(写真左)。


>>>アバルト500eインプレッション@芦有ドライブウェイ