アバルトで走りたいドライブルート【芦有(ろゆう)ドライブウェイ(兵庫県)】

Abarth

兵庫県の芦屋と有馬を結ぶ「芦有(ろゆう)ドライブウェイ」。関西方面のドライバーには広く知られた名ルートで、数多くの人が四季折々の景色やファン・トゥ・ドライブを目当てに集まってくる。特に週末の朝は展望駐車場がクルマで埋め尽くされるほど。多くのクルマ好きに愛され、ドライブの目的地として親しまれているスポットだ。今回はアバルトで走ると最高に楽しいこの道を詳しく紹介したい。

大阪を一望できる絶景ドライブルート

北に六甲山地、南に大阪湾を臨み、西宮市と神戸市をまたぐように南北に走る芦有ドライブウェイ。南側・芦屋方面からアクセスする場合、阪神高速3号神戸線・芦屋、または深江が最寄りICとなる。そこから芦有ドライブウェイの入り口である芦屋料金所までは6kmほど。なお、通行料は普通自動車の場合で芦屋→有馬間で片道950円(2024年4月時点)となっている。

芦屋料金所を越えると、道路はなだらかに高度を上げていく。山並みの道は木々に囲まれ、春は桜が楽しめる。さすが有料道路とあって整備は行き届いており、路面は終始フラット。気持ちよくドライブを楽しめる。なお芦有ドライブウェイは自転車や歩行者は通行禁止の自動車専用道路で、土日祝は二輪車の乗り入れも制限される。


桜に囲まれた美しい道を通り抜けていくアバルト 500e。

芦有ドライブウェイに行ったら、ぜひ立ち寄りたいのが芦屋料金所から4kmほどに位置する東六甲展望台。標高645mの高台から見下ろすと大阪の街並みが視界に飛び込んできて、あべのハルカスなど大阪の象徴的なランドマークを見ることができる。この素晴らしい景色と駐車場の間には視界を遮るものがなく、愛車の写真を撮るのもおすすめ。


六甲展望台の駐車場。約40台停車できる。大阪の街を見渡せる随一の展望スポットだ。

東六甲展望台は、日中はもちろん、夜景も素晴らしく、宝石のようにキラキラした光の集まりは息を呑む美しさ。芦有ドライブウェイは夜間も通行可能(冬季期間は7:00-24:00)なので、夜景を目当てに訪れても期待を裏切られることはないだろう。


六甲展望台から見た夜景。昼とはまた違った美しい景色が見られる。


>>>ドライブ好きを魅了する気持ち良いコーナーの連続