私をコストコへ連れて行って! アバルトライフFile.65 大森さんファミリーと595

今回ご紹介するのは、ABARTH COFFEE BREAKなどのイベントに何度か参加され、仲睦まじさを見せていた大森さんファミリー。奥さまはアバルトとの出会いを機に、数十年ぶりというマニュアルトランスミッション車での坂道発進を克服し、念願のコストコへ。ご主人の智之さんが、そんな奥さまを陰でサポート。平凡なようでチャレンジングな夢を追う、大森さんファミリーのアバルトライフに迫る。

まずはアバルトを購入された経緯を教えていただけますか。

奥さま(以下、博美さん)
「これまでずっと国産車を乗り継いできて、それまで乗っていたクルマがだいぶ年数が経ってそろそろ買い替えるタイミングということで、探し始めていたんです。そういう目でクルマを見渡すようになった時に、街でアバルトが走ってる姿を見て、見たことがないクルマだし、“コンパクトでかわいい!”と興味を持つようになったんです。最初は、ABARTHというブランド名さえ読めなかったので、家に帰ってから調べました。主人にアバルトって知っている? と聞いてみたところ、知ってると言うので、後日、私一人でショールームにどんなクルマなんだろうって、カタログを貰いにいったんです。帰ってきてそれを主人に話したら、“え!? 行ってきたの?”とびっくりされましたね(笑)」

ご主人(以下、智之さん)
「我が家にはもう1台、国産のミニバンがあり、そちらは娘たちや親を乗せる時の移動用に使っているので、もう1台のクルマはコンパクトカーの方がいいということで、3ドアハッチバックにしようということで探し始めたんです。漠然とヨーロッパ車に対する憧れはあったんですけど、ドイツ車はちょっと違うなと感じており、そうなるとイタリア車かフランス車か。ラテン系のクルマを中心に探し始めたんです」


ご主人の大森智之さん。

国産車を乗り継いで来られて、次は輸入車にしようと思ったのはなぜですか?

智之さん
「年齢的にこのタイミングで1度乗っておかないと、今後乗ることもなくなってしまうかもしれないので、一度ぐらい輸入車に乗っておくのもアリなのかなという思いがあったんです。購入すると結構長く乗る方なので、そのまた次に買うクルマは、さらにコンパクトなクルマや軽になるかなという思いがありました」

博美さん
「人生の逆算ね。お年を召された方や、クルマを卒業された方のお話を聞いたり、将来的に会社を引退して、年金暮らしになることや、運転能力の低下などを想定して人生を逆算すると、そろそろ、今まで乗ったことのないクルマに乗っておいてもいいんじゃないかなと考えたんです」


奥さまの博美さん。

なるほど。しかし奥さま一人でショールームに行くとは、行動力ありますね。

博美さん
「主人はアバルトのことを知っていたのですが、私はまったくわからなかったので、まずは見に行こうと思ったんです。ショールームに案内されると、アバルトが3台並んでいたんですが、 “一番ベーシックなモデルはマニュアルミッションのみの設定です”と言われて、聞いた時、ガーンとなりました。私は免許を取ったときはマニュアルで、最初に買ったクルマもマニュアル車でしたけど、それ以来、長く乗っていませんでしたので。それで、アバルトは現実味なくなっちゃったかなと諦めかけたんですけど、ショールームの営業の方が、“是非乗ってみてください”とおっしゃられて。何10年ぶりだからいきなり交通量の多い道路での運転は怖いとお伝えしたうえで、でももし、交通量の少ない広い場所で乗せていただけるのであればチャレンジしてみようという気持ちをお伝えしたところ、それを受け入れてくれたんです。その時は試乗の予約だけして、帰って主人に試乗予約したから一緒に行こうと伝えたんです」


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