私をコストコへ連れて行って! アバルトライフFile.65 大森さんファミリーと595

クルマはかすがい

出掛ける時はお二人で。そのように心掛けていらっしゃるのですか?

智之さん
「自分の行きたいところより、なるべく妻の行きたいところに行くように心掛けているところはありますね。その行き先で自分の楽しみを見つけるようにしています。例えば道中でドライビングを楽しむか、目的地で“食”を楽しむとか。ひょっとしたら将来、お互いのプライベート時間を大切にしたくなって、ソロ活動をすることになるのかもしれないですけど、今は二人で出かけるのが自然というスタイルになっていて、それでストレスが掛かってるということもないので、これでいいかなという感じです」

博美さん
「同じように子育てしてきた友人の中には、旦那さんとそれぞれ別行動をとられているという方も沢山いらっしゃいます。そういう話を聞くと、我が家では私が行きたいところに行かせてもらっているということを実感することはありますね」

智之さん
「もし自分だけが気に入ったクルマを購入していたとしたら、妻は付いてこなかったかもしれません。でも、お互いが“これっ!”って決めたクルマで、特に妻の方から気に入ったクルマでしたので、アバルトがうまいこと私たちを繋いでいるのかなと思う部分はあります。子はかすがい、じゃないけど、クルマはかすがいみたいな」

博美さん
「だからこそ、選ぶときは真剣味はあったよね。輸入車であればいいとか、そうではなく、何か面白みのあるクルマを求めたところはありました。面白みのあるクルマといえば、娘の送り迎えの時に、娘の友達から、“大森さんちのクルマ、沢庵(たくわん)みたいでかわいいよね”って言われたこともありました(笑)。娘は黄色のボディカラーが恥ずかしかったみたいですけど」

沢庵ですか(笑)。同じクルマに乗る方々との交流もあったりしますか?

智之さん
「そうですね。アバルトに乗るようになって、クルマを軸に交流の輪が広がるということを経験しました。今まで乗ったクルマでは、このようにはならなかったのですが、アバルトに乗るようになって、オーナーズサークルの輪に入れてもらい、色々な情報交換を楽しませてもらっています。イベントなどの集まりでは、乗っているクルマによりマウントの取り合いなどが起こると楽しめないと思うのですが、イタリア車のイベントではそのようなことはなく、みんなフレンドリーで、車種やグレードにより上下関係が生まれるようなことがないんです。だから気が楽だし、心から楽しめるのがいいですね」

博美さん
「我が家にとっては、クルマというのは大きな買い物なんです。アバルトを買うのも大きな出来事だし、もう1台の国産車も同じです。せっかく大変なお金を払うのであれば、ただ移動手段のためだけじゃもったいないというか。色々なことが楽しめたら、という思いはありました。その意味でも、楽しませてくれるクルマを見つけられてラッキーと思いますね」

お二人にとってアバルトはどんな存在ですか。

智之さん
「もう完全に生活の一部になっています。そのことが身に染みて分かったのが、つい最近、メンテナンスのため2週間近くディーラーに入庫していたんです。代車を借りてはいたんですけど、何だろう。やはりアドレナリンが出てこないというか、もっと熱くなりたいという気持ちになりました。早くうちのアバルト、帰ってこないかなと考えたり。もう完全に生活の一部になっていることを実感しました」

博美さん
「わたしにとっては、アバルトは家族と言ったら大袈裟かもしれませんけど、でも本当にそういう存在です。妥協せずに決めたクルマだからこそ、決まった時は、ようこそ!って感じで迎え入れて、以来ずっと大切な存在であり続けています」

最後に、お二人の挑戦について教えてください。

智之さん
「難しいことだと思うんですけど、これまでは子どもを育ててきて、下の子もあと数年で社会に出る年齢でだいぶ手は離れてきたので、これからは自分のやりたいことをやれたらいいなと。興味があるものは極力我慢せずにやり、今までやってこなかった新しいことにもチャレンジできたら、と思います」

これまで何事にも真面目に取り組まれてきた方ならではの発言なのかなと想像します。奥さまはどうですか?

博美さん
「平凡に過ごせたらいいなと思います。災害だの社会に起こる様々なこともひっくるめて、日常を普通に生活できることが、どれだけに幸せなことかというのを実感しています。だから挑戦と言われると、これ以上に求めていいのかなと思ってしまうところは正直あります。自分の出来る範囲でちょっと背伸びはしたいという気持ちもありますけど、でも、それができなければ、今より少し下るのもいいかと感じています。これからは体力面も経済的な面でも、今ある生活と同じようにはできないかもしれない。でもそれは通るべき時間だと思うし、だからこそ、いま目の前のことを楽しんでいけたらいいなと思います」

ご夫婦でとても仲の良い大森さんファミリー。質問に対して、ひとつひとつ考えながら丁寧に答えてくださり、その丁寧さが、お互いをいたわり合う姿を象徴しているかのように見えました。そんなご夫婦の愛車として迎え入れられた黄色いアバルトが、お二人にとって、とても大切な存在となっていることも伝わってきました。これからも思う存分、その素敵な挑戦を続けてください!

文 曽宮岳大

アバルトオフィシャルWEBサイト

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