未来へと駆ける女子大生アバルトオーナー アバルトライフFile.61 安井さんと595 Competizione
独りの時間に湧いてくる高揚
アバルトを選んだのはどんな理由からだったんですか?
「マニュアル車に乗りたい!っていうところからクルマを探し始めたんです。その時はまだ車種を全然知らず、父も一緒に探してくれて、こんなのあるよって見つけてくれたのがアバルトでした。父と母が乗っているクルマは私にはサイズが大き過ぎて、運転させてもらった時に『ひゃー』って感じだったんです(笑)。アバルトはコンパクトなところも良かったし、試乗をさせてもらいすごく気に入って、コレだ!って決めました」
アバルトはご両親からのご褒美か何かだったんですか?
「特にご褒美というわけではなかったんですけど、たぶん私がマニュアル車に乗りたいっていう意思が強すぎて、それがお父さんに伝わったんじゃないかな(笑)。あとはクルマがないときは母にバイトや習い事の場所に送ってもらってたんですけど、母も仕事の都合があるので、自分で行けた方がいいねとか、大学入って友だちと遊びに行くとなった時に、クルマがあった方がもっと遠くに行けるよねという話になって。それで購入してもらいました」
とても理解のあるご両親ですね。すごく可愛がられているのだと思いますが、かといって自由をちゃんと与えてくれているんですね。門限とかもないのですか。
「ないですね。ただ、遅くなる時は一言連絡するようにしています。遅くなるとか、ご飯食べてくるとか、誰々と一緒にいるとか伝えれば、『わかった、気をつけてね』と言ってくれます」
すばらしいですね。マイカーを手にした後、何か生活に変化は現れましたか?
「独りの時間が好きになりました。クルマに乗る時はだいたい独りですが、独りでいても寂しくないというか、楽しめるようになりましたね。クルマに乗っている時間もそうですし、そうでない時も、電車で遠くまで出掛けたり、好きなアーティストのライブを観に新幹線で東京まで遠征したりとか。マイカーを手にしたことで、独りでいることに抵抗がなくなったというのはあります」
それはアバルトのおかげですか?
「おかげもあると思います。自分なりの楽しみを見つけることができるようになったというか。人といてももちろん楽しいけど、独りでもやれることは沢山ありますから。普段は電車で友達としゃべりながら行くところでも、たまには独りでクルマで出掛け、夕日を見ながらのんびり帰るのも悪くないなと考えるようになったり。嫌なことがあって独りになりたいとかそういうのとはまた違って、自分だけの時間を積極的に楽しむようになりました。独りなら周りに気を遣う必要もないので考え事ができたり、すごく落ち着くとか。アバルトと過ごす時間のおかげで、そういう楽しみにも目を向けられるようになった気がします」