4台続けてアバルトを所有! アバルトライフFile.58 山田さんと695 esseesse

いくつになっても忘れたくないコダワリ

他に695 esseesseにして良かったと思うところはありますか?

「クルマの機能的には、595 Competizioneとそんなには変わらないと思います。性能も大差はないかもしれないけど、それでもやっぱりエッセエッセという存在が、やっと自分のものになったという充足感は強いですね」

そういうの大事ですよね。ずっと憧れていたものや、欲しかったものを手にしたときのワクワク感。

「そこはやっぱりいくつになっても忘れたくないですね。もちろん周りの人に迷惑を掛けてまで求めてはいけないと思うけど、自分ができる範囲内であれば、こだわりは持ち続けたいですね。僕は昔から何でもいいやっていうのがあまり好きじゃなくて、こだわりたいものにはこだわりたい。アバルトはそのひとつですね。この前、加子母のアバルトコーヒーブレークに行ったんです。開催地が近かったというのもありましたけど、行こうと思ったのは内心、自分のクルマを周りの人に見せたいという、そういう気持ちもあった気がします。やっぱり同じクルマを好きな人同士が集まると会話も盛り上がるし、久々でしたがイベントに来るのも楽しいなと思いましたね」

ソロキャンプはどうなったんですか?

695 esseesseではまだ行ってないんですけど、これからもアバルトで行くつもりですよ(笑)。


アバルトでソロキャンプも楽しまれている山田さん。写真は595 Competizione当時のもの。

山田さんのお話を聞いていると、アバルトに対する強い情熱はもちろん、なにか内に秘めた明るさがあり、それがご自身を輝かせているだけでなく、周りの人も和ませてくれるような、そんな心地のいい空間を作り出しているように感じた。ご本人は、「嫌なことがあっても一晩寝ると忘れちゃうタイプ」と話されていたが、その明るさがイタリアっぽくもあり、アバルトがとても似合っているように感じた。これからもアバルトを乗り継いでいかれるような気がします。

文 曽宮岳大

アバルト公式WEBサイト