アバルティスタたちが熱き想いを語る! スコーピオン座談会が開催
キャンプや海に大活躍
嶋田
次は金子さんお願いします。
金子
2016年に買いましたので、7年目になります。自分と妻と10歳の子どもの3人家族なんですけど、3人でキャンプに行ったりもしています。あの小さなボディにキャンプ道具がたくさん積め込まれているなんてみんな思わないんですけど、そのギャップが楽しいんです(笑)。パズルのように工夫して入れないと荷物が全部入らないですけどね。夏には海にボディボードを3枚積んで海に行っています。ウェットスーツなど荷物満載で行くんですが、3人でも十分に行けますよ。
嶋田
そんなに色々積むのに、そもそもなんでアバルトにしようと思ったんですか?
金子
もともと小さいクルマが好きなんですよ。基本は5ナンバーサイズのクルマが好きで、学生の頃からコンパクトカーや小型のピックアップに乗っていたんです。その頃はミニバイクでレースをやっていて、クルマも色々イジってましたね。ミッションを載せ替えたりデフを入れ替えたりして、ジムカーナもできるような仕様にして遊んでました。
石川
普通の枠には収まらないですね(笑)。
そうですね。その後は仕事の関係で海外赴任になったので一旦クルマを手放し、戻ってから自宅の周りの道が結構狭いのと、妻も乗るということでドイツ車のコンパクトカーにしたんです。そのクルマから乗り換える際にフィアットが候補に挙がり、ショールームに見に行ったんですけど、妻が座った時にシートがアバルトの方がしっくりくると言うので、これはしめたものだ!と思って(笑)、それでアバルトが我が家にやってきました。
嶋田
アバルトのどんなところが気に入っていますか?
金子
まずはデザインですね。あとはサイズ。走りもいいですね。足回りもしっかりしていて、いじらなくても十分よく走るじゃないですか。普通のクルマを買って、足回りをイジったり色々手を入れるよりもお得な感じがします。
皆さん、それぞれ熱い気持ちを持っていらっしゃいますね。今日はせっかくゲストの方がお見えになっているので、お二人にもうかがえればと思います。まずは若林さん。エディター&ライターとして色々なクルマに接してこられたと思いますが、そのお立場でお答えいただければと思います。
若林
私は自分が所有しているクルマもそうなんですけど、ストーリーがあるクルマが好きなんです。アバルトも色々なストーリーを裏に持っているじゃないですか。そこが素敵だなって思いますね。歴史的なストーリーの上にオーナーさんのストーリーが紡がれていく。それって素敵だなと思いますね。
児玉
ヒストリーは我々も大切にしていますし、本国イタリアの人たちも同じ想いです。独特な歩みを重ねてきたアバルトにとって、ヒストリーは重要ですから。
嶋田
アバルトのオーナーさんは一人ひとりがおもしろいストーリーをお持ちですよね。もうひとつ若林さんにお聞きしたいんですけど、女性という立場から見てアバルトはどうですか?
若林
最近、女性のオーナーさんと接する機会が多くて、イベントとかも参加する機会が多いんですけど、アバルトのオーナーさんって女性の方が結構多いんですよね。その中には一目惚れで買う人もいれば、最初にフィアット 500に乗って知り合いが増えたりして飽き足らなくなって、「よしっ!」って、マニュアル免許を取り直してアバルトに乗り換えた方も意外に多いなと感じています。それってやっぱりクルマの持つ力だと思うんですよね。私自身も、この業界に入るまではペーパードライバーだったんですけど、この業界に入ってから限定解除して、いまはマニュアル車に乗っています。だから、そういう女性の気持ちはすごくわかります。首都高も最初は怖くて乗れなかった(笑)。今はすごく楽しくなっちゃいましたけど。
熊崎
わかります。私も世田谷から銀座に行きたかったのに、環状線を2周ぐらいしてしまって、その後3号線に戻って、「あれー、帰ってきちゃったー」という経験をしたことあります(笑)。もちろん、今では普通に走れますけど。