今年も開幕、兵庫で初開催! ABARTH COFFEE BREAK 2023@神戸

愛車と一緒に楽しむそれぞれの時間

2021年に始まったアバルトによるコミュニティイベント、「ABARTH COFFEE BREAK(アバルト・コーヒーブレーク)」が3年目となる今年もキックオフ。4月22日(土)、23日(日)に兵庫県の「神戸ホテル フルーツ・フラワー」で今年の第一回目が開催された。


会場に集まった方々で一緒に記念撮影

ABARTH COFFEE BREAKは、ドライブの目的地としても楽しむことができ、現地でオーナーさん同士の出会いや交流の場として、全国各地で開催されるオフラインイベント。参加費無料で本場イタリアのコーヒーが提供され、会期中は好きな時間に来場でき、退場も自由。楽しみ方は人それぞれだ。

関西エリアでの開催は2021年の和歌山県・白浜海岸以来で、兵庫県での実施は初。会場の神戸ホテル フルーツ・フラワーは、大阪・京都方面や、岡山方向からもアクセスしやすい立地ということもあり、関西方面のナンバープレートが付いたアバルトオーナーさんをはじめ、遠方からも多数お越しいただいた。


会場となった神戸ホテル フルーツ・フラワーは、道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢に隣接。山陽自動車道や中国自動車道と連結する六甲北有料道路・大沢IC近くに位置する。

友人同士で分かち合う趣味の時間

土曜日の朝、10時の開場早々に男性5人で楽しそうに語らい合っているグループを見つけた。広島、大阪、兵庫にお住まいの皆さんで、普段はクルマSNSなどで繋がっているとのこと。最初の頃はSNS上で相手のクルマしか知らない関係だったのが、ディーラー主催のイベントで紹介してもらったりして、仲間の輪が広がったそう。今回のアバルト・コーヒーブレークも、ツーリングがてら一緒に来たり、現地集合したりして自然に集まる流れになったそうだ。

クルマの脇でコーヒーを片手に仲間と談笑。話題はもちろんクルマだ。仕事の話など一切しない。同じアバルトに乗っているとはいえ、皆さんそれぞれ志向は異なり、サーキット走行を楽しむ人もいればドレスアップ好きの人も。タイプが違うからこそ、お互いのカスタマイズの違いなどに目が行き、会話が弾むそうだ。

595 Momentoでお越しの多田康弘さん(左)はアバルトの魅力を「昔のままの、今買えるクルマ」と表現してくれた。特にスポーツドライビングをしているとき、「コンピューターが不要に介入してこない、アナログ的なところが好き」なのだそう。595 Competizioneにお乗りの大林靖明さん(右)は「乗って楽しく、いじって楽しい。マニュアルのエンジン車がほとんどなくなってしまったなか、アバルトは貴重な存在。楽しんで乗ってます」とその楽しみ方を話してくれた。

595 Competizioneを所有されている川端朋義さん(左)のアバルトとの出会いは、ディーラーでの同乗試乗だった。助手席にいても「めちゃ、おもろいやん、と思って、まんまとその魅力にはまり、実はこれ2台目なんです。サーキットにも行くようになりました」とアバルトとの濃い生活を満喫中。500にお乗りの七尾弘樹さん(右)は「ハンドルがクイックだし、踏めばそれなりに走れる。しかも小さいので街中もクイクイ走れるし、山でもコーナーをキュッと曲がってくれるところが非常にいい」と満足されている様子だ。

595 Turismoにお乗りの小澤孝一郎さん(左)は「あばたもえくぼと言いますか、けっしてオールマイティなクルマではないんですけど、他のクルマにはない魅力があり、マイナス面さえも許容できるクルマ。乗って楽しいのが一番」と愛車への想いを話してくれた。


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