元サッカー日本代表選手による熱き指導

2018年に展開したアバルトのキャンペーン「The SCORPION SPIRIT」。
その第2弾で実施したプレゼントキャンペーンの当選者が参加した「宮本恒靖氏スペシャルサッカースクール」が、2018年12月23日に東京・千代田区の「MIYAMOTO FUTSAL PARK 日比谷シティ」にて開催された。
小雨まじりの天気の中、宮本恒靖氏とコーチ陣による熱血指導が行われ、参加者はもちろん、指導者たちも熱い汗を流した。

参加者の練習風景に熱い視線を送る宮本氏

試合に役立つメニューでレクチャー

ウォームアップや基礎練習、ミニゲームなど、宮本氏監修の元で組まれた実践的なメニューが展開された今回のスペシャルサッカースクール。
「練習のための練習ではなくて、試合につながる練習を」という思いで構成されたプログラムでは、参加した子供たちの課題を把握しながら、コーチ陣の的確かつ丁寧な指導が行われた。

参加者のレベルをチェックし、それぞれにあったレクチャーを展開

宮本氏本人も「みんなが真剣に臨んでくれたので、サッカーにおける大切なことを伝えたいという思いで指導に熱が入りましたね。
今回は、公募のサッカークリニックでしたので、実際に会ってみるまでどういったレベルの選手が集まるかわからなかったのですが、最初からみんなの“吸収しよう”という気持ちを感じることができたので、自分の中で大事にしていることをしっかり伝えようと思いました」と語っていた。

参加者の前向きな姿勢に、宮本氏の指導にも熱が入る

サソリのエンブレムが描かれたTシャツが躍動感に満ちたプレーを演出

熱い指導に絶賛の声

参加した子供たちから「宮本さんとミニゲームができて嬉しかった」「とても楽しかった」「すごく上手くなった気がする」「また参加したい」など、大好評だった今回のスペシャルサッカースクール。
指導を受けた子供たちのプレーが変化していくのを見て、参加者の父兄からも「目に見えて子供たちが上達していくのがわかって、本当にビックリしました」「宮本さんもコーチたちも本気で接してくれて、子供たちにとって、とてもいい経験になったと思います」という感想が多く聞かれた。
なかには「少年サッカーチームのコーチをしているんですけれど、今後の指導をする上でもすごく参考になりました」という声もあった。

プレーの中で大切なポイントを、わかりやすく丁寧に指導

プログラムが進むにつれ、目に見えて上達していく参加者たち

それに対して宮本氏は「今回の練習内容をいいと思ってもらって、参加した子供たちの今後の練習はもちろん、ここに来られなかった子供たちの練習にも役立ててもらうことで、みんなのレベルアップのチャンスにつながる。それが全国に広がって、日本サッカー界のレベル向上のきっかけに繋がれば、非常に嬉しいですね」と語っていた。

参加者と一緒にミニゲームでプレーする宮本氏

約90分のメニュー終了後、宮本氏に同サッカースクールの感想を伺った。
「アバルトのお仕事を通じて、こうした時間を過ごすことができて、とても嬉しく思っていますし、楽しかったです。
指導者の醍醐味は、選手に伝えたことで選手に変化が見られたとき。
今回参加してくれたみんなにもその変化が見られたので、とても良かったと思っています」

今回のサッカースクールを振り返り、笑みがこぼれる宮本氏

そして、宮本氏はこう続ける。
「大切なのは、人の言うことに耳を傾けて、消化して自分のものにしていくこと。これは、サッカーだけではなく、他のことでもいえることだと思っています。今回参加してくれたみんなには、そうした姿勢がたくさん見られたので、これからも大事にしてもらいたいですね」

参加者とコーチ陣による記念撮影。彼らの今後の活躍に期待したい

スペシャルサッカースクール終了後、参加者ひとり一人に宮本氏が直筆サインをプレゼント

プロを目指す未来のサッカー選手へ

未来のJリーガー、そして日本代表を目指すサッカー選手に対して、宮本氏からメッセージをいただいた。
「プロのサッカー選手になるのは、簡単なことではないです。
だからこそ、やらなければいけないことも、工夫しなければいけないことも多いですし、いろいろと考えなければいけないこともある。
そして、何かあった時の準備もしておかなければいけない。
そういったことを考えながら、時間を大事にして、毎日をしっかり過ごして欲しいと思います。
また、今回のスクールでも指導した“周りを見る”とか“どのタイミングでボールを蹴る”とか“相手をかわす”とか、そういうことを早い年代から心掛けることが大切だと思います」

未来の日本サッカー界がより盛り上がり、輝きことを熱望する宮本氏。
応援するだけではない少し辛口のエールからも、そして今回のスペシャルサッカースクールの指導からも、宮本氏の熱い思いが感じられた。