アバルト124スパイダー×山野哲也選手、全日本ジムカーナ選手権PN2クラスでシリーズ優勝

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アバルト124スパイダーが、全日本ジムカーナ選手権PN2クラスでシリーズ優勝を成し遂げた。しかも山野哲也選手が駆る124スパイダーは、第2戦から第7戦までなんと6連勝を達成。シリーズ半ばの第6戦で早くもシリーズチャンピオンを決定づけた。そのシリーズ優勝が確定した第6戦ヒロシママツダカップの走りを動画でお届けする。

ジムカーナは低速、高速コーナー、さらにはスピンターンまで様々な要素を含めたコースを徹底的に突き詰めるストイックなタイムアタック競技。ドライバーにはミスのない正確なマシンコントロールが、クルマには直線の速さだけではない「走る、曲がる、止まる」の高いバランスが求められる。

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PN2クラスは、1600cc超(ターボ車は排気量の1.7倍で換算)の2WD車で競われる、改造範囲がもっとも狭いクラス。それゆえベース車のポテンシャルの高さが重要となる。124スパイダーのコンペティターは「日産フェアレディZ」や「ホンダ シビックタイプR」など。

第6戦ヒロシママツダカップでは、山野哲也選手の走りに周囲の注目が集まった。勝てばシリーズ優勝、しかもアバルト124スパイダーにとっては参戦初年での快挙となる。山野哲也選手にとって、17回目の全日本シリーズタイトルもかかっていた。期待と緊張が漂うなかでの王座獲得の走り。その模様は、以下の動画で見ることができる。

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山野哲也選手 Profile
1992年にJAF全日本ジムカーナ選手権でチャンピオンを獲得して以来、同選手権で16回チャンピオンを獲得し、SUPER GTで3年連続チャンピオンに輝くなど、数々の日本記録を保持するレーシングドライバー。レース参戦のかたわら、自動車関連の開発テストやドライビングスクール、安全運転の啓蒙、ジャーナリスト活動もこなす。2017年はアバルト124スパイダーにて全日本ジムカーナ選手権に参戦。