過去最高の来場者数を記録! ABARTH COFFEE BREAK 2023@箱根

色まで同じアバルトを2台所有されている石川さんファミリー

なんと、同じビコローレ(2トーン)の595C Turismoと500Cを2台所有し、ご家族4人でお越しになられていた石川さんファミリー。でもなぜ、同じクルマを2台?
「仕事で私のお客さまが偶然、自分と同じクルマに乗っていたんです。そのお客さまはご高齢で、アバルトを降りるというときに、ぜひ僕に引き取ってほしいとおっしゃられて。嬉しいことは嬉しかったのですが、その方も本当に好きで乗っていらしたので複雑な思いもありましたね。ただ自分に託そうと思ってくださっているのであれば、その思いを受け継いで乗らせていただくのがいいのかなということで、妻とも相談して引き取らせていただくことにしたんです」と2台になったエピソードを話してくださった。


石川貴史さんと奥さまの千春さん、お嬢さんの楓ちゃんと椿ちゃん。

アバルトのある生活はどうですか?
「充実していますね。乗ることがただの移動のためではない。そんなクルマだと思います」とご主人の貴史さん。「昔、音楽をやっていたんですけど、このクルマは僕にとって楽器のような存在なんです。レコードモンツァのサウンドを自分の手と足で操って奏でるような感覚で。だから昔はクルマに乗る時は必ず音楽を流していたんですが、アバルトに乗るようになってからは車内で音楽をまったく聴かなくなりましたね」と話してくださった。

一方、静岡県小山町にある某サーキットで勤務されている奥さまは、「こうしてアバルトに乗っている人が皆んなで集まって、話したり、連絡先を交換したりして。クルマを通じた大人の社交場といった感じですね」と、ABARTH COFFEE BREAKのことを素敵に表現してくださった。これからもご家族でアバルトとの生活を楽しんでください!

「排気音が我が家の猫のゴロゴロ音に似ているんです」と原田さんファミリー

奥さまとお嬢さまと一緒に参加されていた原田さんファミリー。来場されたきっかけは、奥さまからの提案だったとのこと。そこに上のお嬢さんの凛さんが「私もヒマだったから行く!」となり、3人でご来場。凛さんはどうでしたか?
「私は、運転はできないんですけど、クルマを見るのは好きで、会場にはお顔がちょっと怒っているみたいな感じのクルマとか、個性的なクルマがたくさんあって楽しかったです。うちのクルマにもこういう部品をつけたらかわいいよねとか、そんな会話をしながら楽しめました」。

お嬢さんはこのように言ってくれていますけど、お父さんはいかがですか?
「うちにはもう1台、30年ぐらい乗っているフランス車があり、今でも乗っているのですが、自分も歳をとってきたので、今のうちに峠道を楽しめるようなクルマが欲しいと思っていたんです。そしたら妻がサソリのエンブレムが付いたアバルトのことをとても気に入りまして、それでこのクルマを選んだのです。せっかくこういうクルマに乗っているので、娘が引き継いでくれたらいいなと思っているんですけどね」とご主人の功一さん。

奥さまはアバルトのどんなところが気に入っていますか?
「小さくて取り回しがいいので、私にとってはいいサイズですね。あと排気音が可愛らしくて、うちでは猫が喜んだときのようなゴロゴロした音だと言って、家族皆で楽しんでいるんです」と奥さまの綾子さん。とても仲が良さそうな、いい雰囲気の原田さんファミリーなのでした。


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