新旧アバルトが大集合! フジスピードフェスティバル2023に集まったアバルト乗りたち

スピードを抑えて走るようになりました

続いて、富士スピードウェイのメインコースの走行は初めてという、595C esseesseオーナーの茂木英之さんにお話を伺ってみた。


595C esseesseオーナーの茂木さん。

新しいモデルにお乗りですが、アバルトは何台目になりますか?

「これで2台目になります。以前は595 Competizioneに乗っていたのですが、半年ほど乗ったところで595/595C esseesseが出たので、乗り換えたんです。まだ新しかったのでいい条件で下取りしてもらえたのと、僕はもともと595 Competizioneのオープンモデルがあれば欲しいと思っていたんです。そしたらそれに近い内容の限定車が登場したので、“よし、買い替えてしまおう!”と思い切りまして(笑)」

なるほど。このクルマなら、スポーツとオープンの両方を味わえていいですね。今日は雨のなかサーキットを走られて、いかがでしたか?

「富士のメインコースを走ったのは初めてだったんですが、今日は雨でそんなにスピードを出せず、それがかえって都合が良かったかなと(笑)。多少、タイヤが滑る感覚も味わうことができ、それなりに楽しめたと思います」

595C esseesseの気に入っているところを教えてください。

「そうですね。車体の大きさの割にパワーが結構ありますので、サーキットでも立ち上がりの加速感は気持ちいいですね。普段は自宅から奥多摩が比較的近いので、オープンにしてドライブを楽しんだりしています。季節を直に感じられるのはいいですね」

アバルトに乗るようになって感じている大きな変化はなんですか?

「サウンドは結構やんちゃですが、その勢いに乗ってスピードを出すのではなく、かえって周りに気を遣って走るようになったと感じています。このクルマはそれほどアクセルを踏まなくても楽に加速してくれますし、気持ちに余裕ができて、車間も広めに取るようになりました。以前に乗っていたクルマに比べ、普段はおとなしく走るようになりましたね」

素晴らしい変化ですね。これからも安全運転でアバルトライフをお楽しみください!

ノーマルでも十分に楽しめます

595 Competizioneに乗られている船越正人さんは、栃木県からご来場。トランクルームに、アセットコルサキットやesseesseキットの木箱を彷彿とさせる、お手製の木箱を積んでいるあたり、相当なアバルトファンとお見受けした。


595 Competizioneオーナーの船越さん。

サーキットにはよく来られるのですか?

「いや、今日が初めてです。プロドライバーの助手席に乗せてもらったり、パレードランに参加させてもらったりと楽しい時間を過ごすことができました。ゆっくりとしたスピードではありましたけど、レーシングコースを走ることができ、貴重な経験になりました」

普段はどのような楽しみ方をされているのですか?

「カメラが趣味なので、今の時期ですと、雲海や紅葉の撮影に山に行ったりしています。アバルトは足回りがしっかりしているのでワインディングロードでもフラつきませんし、ステアリングも俊敏に反応してくれるので、峠道を走ってもとても楽しいです。週末が近づくと、どこかに出掛けたくてウズウズしてきますね」

アバルトが集まるイベントにはよく参加されるのですか?

「それほど頻繁に参加しているわけではないのですが、8月にも箱根で開催されたアバルト コーヒーブレークに参加しました。カスタマイズを楽しまれているオーナーさんも多く、見て回るだけでも楽しかったですね。でも自分はカスタマイズはせずにノーマルで乗っています。ノーマルでも十分に楽しめますし、これまでのところ故障もしていないので、乗り続けられる限り、乗り続けたいと思っています」

ありがとうございます。これからも大切に乗り続けてください!


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