想像した以上に毎日が楽しくなりました。アバルトライフFile.75 田渕さんと500e Scorpionissima Cabriolet
ショールームでの第一印象は「このクルマがあれば楽しくなりそうという予感だった」と話す田渕邦彦さん。“音”に惹かれて購入したものの、「いざ手にすると音を消して走ることも意外に多い」と笑みを浮かべる。そんなイタリア車歴27年のベテランドライバーに詳しくお話をうかがうべく、待ち合わせ場所のアバルト浜松へと向かった。
まずは500eに惹かれたきっかけを教えてもらえますか。
田渕さん
「まずはスタイルと色。それにパワートレインですね。EVという新しい乗り物に興味を惹かれたんです。そのキッカケとなったのは、500eのオンライン発表会でした。Stellantisジャパンの打越社長が500eに乗っている映像が楽しそうに見えたので、実車を見てみたいと思ったんです」
それでショールームに足を運んだのですね?
「そうです。アバルト浜松の担当の溝口さんにクルマを見せていただき、サウンドジェネレーターの音を聞かせてもらいました。そのとき、“このクルマがあれば生活が楽しくなりそうだな”という予感がしたんです。当時はまだ発表直後だったので試乗車の用意はなく、展示車に触れただけだったのですが、webを通じてローンチエディション『500e Scorpionissima Cabriolet(スコーピオニッシマ カブリオレ)』の抽選申し込みをしました。限定だったので外れる覚悟で申し込んだのですが当選したんです」
その後、Stellantisジャパンから確認の連絡が入り、アバルト浜松で500e スコーピオニッシマ カブリオレの購入手続きを行うことになったそう。
田渕さんから報告があったときのことを教えていただけますか。
アバルト浜松 副店長 溝口さん(以下:溝口さん)
「田渕さんはもう1台、おクルマをお持ちで、そちらがリースアップするという話はうかがっていたのですが、アルファ ロメオをお求めいただいてまだ時間も経っていなかったですし、500eについては我々から勧めるようなこともありませんでした。ただ田渕さんも私も500eのオンライン発表会を見て、面白そうなクルマだったのでお互いその話題で盛り上がっていたのです。でも申し込みされるとは思っていませんでした(笑)」
田渕さんと溝口さんはお付き合いは長いのですか?
溝口さん
「田渕さんはアルファ ロメオを乗り継いでおられて、現在の前に乗られていたモデルからのお付き合いとなります。ただ田渕さんと浜松店のお付き合いは私が担当するより遥か前から続いています」
田渕さん
「最初にイタリア車に乗ったのは、アルファロメオの916スパイダー(※1996年登場)、です。フィアット、アバルト、アルファ ロメオのスタッフの皆さんがとても温かく、気づけばもう27年のお付き合いになります」
500eの抽選に当選したときはどのような心境でしたか。
田渕さん
「このクルマが我が家に来るんだと思うと、わくわく感が止まらなかったですね。納車されてからも、仕事の休憩時に充電中のクルマの姿を眺めたりしています。前が見えるように止めたり後ろが見えるように止めたり色々な角度からクルマを眺めながら、次の週末はどこに行こうとか予定を考えたりしています」
デザインについてお気に入りのポイントはありますか。
田渕さん
「デザインについては歴代モデルの特徴を受け継いでいるところでしょうか。実は初代のチンクエチェントが好きで所有してみたいという憧れがあったのですが、旧いクルマを維持するのは難しい面もあるかなと思っていたんです。その点、現代の500eは最新の技術で作られていながら、歴代モデルのヘリテージを受け継いだかたちをしているので、歴史を感じながら眺められるところがいいですね」
同席された田渕さんのご友人のMidoriさんにもお話をうかがってみました。聞けば、500eに乗るのは本日が初めてのようです。
Midoriさんは500eに乗ったのは今日初めてとのことですが、感想はいかがでしたか?
Midoriさん
「内装のブルーとイエローのステッチがお洒落だと思いました。ドアの開け方ひとつとっても普通のクルマとは違いますし、イタリアのデザインは洋服などもそうですがカッコいいですね。車内の至るところにロゴが散りばめられていて、それを見つけるのも楽しかったです。ドアオープナーの近くにもmade in Torinoと書かれていたり。細かいところにもこだわったクルマなんだなと感じました」