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元F1ドライバー&ジャーナリストがアバルトを語る

土曜日には、F1にまで登り詰めたレーシングドライバーの井出有治さんと、モータージャーナリスト嶋田智之さんがゲストとして来場し、トークショーを繰り広げた。嶋田さんの進行のもと、井出さんからはレーシングドライバーの身体の鍛え方や、F1の空力の話など普段なかなか聞くことができない興味深い話、アバルトを走らせた印象などが語られた。


井出さんと嶋田さんによるトークショーの模様。

井出さんが初めに乗ったアバルトは、「595 Competizione」。そしてこの日、開場前に「F595」を試乗し、その違いを体感したという。
「595 Competizioneに最初に乗った時、“これレーシングカー?”って思った記憶があります。クラッチをミートする時もレースカーのように気を使う必要があり、集中して走らせないといけないと思いました」とコメント。さらに「筑波サーキットとかを走らせてみたい」と述べるなど、595 Competizioneの走りは期待以上のインパクトをもたらした模様だ。


レーシングドライバーの井出有治さん。

一方、F595については、「本当にバランスよくまとまっていて、街乗りも楽しめるし、スポーティな走りもできるクルマ。(アクセルを)踏み込んでシフトアップした時も、(シフトが)ゲートに入る節度感はもちろんなんだけど、クラッチをミートした時のシャープな繋がり方など、スポーティさが残されていると思いました」と話していた。


トークショー後に、来場者の方と記念撮影に応じる井出さん。

一方、嶋田さんも「昔はハードコアなサスペンションが好きだったけど、最近は足が適度にやわらかく、ちゃんとロールをしてくれて、減速すると前に沈んでくれるようなクルマが好きになりました」と述べ、「アバルトはそうした乗る人の好みに合ったモデル選びができるラインアップになっているので、味付けの違いに注目してクルマ選びを楽しんでもらいたいです」と口にした。


モータージャーナリストの嶋田智之さん。


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