リベンジ開催で会場は大賑わい! ABARTH COFFEE BREAK 2022 @箱根

アバルトコーヒーブレークに参加された方々にお話をうかがってみた。

F595でお越しの野間さんファミリー

ご家族でお越しいただいた野間規(ただし)さんの愛車は「F595」。Grigio Campovolo(グレー)のボディにレッドの差し色が随所に効いたF595だ。聞けば、ご主人は2008年にアバルト 500が登場した時からアバルトに魅了されていたのだとか。
「元々ホットハッチのような、小さくてよく走るクルマが好きだったので、やっと手に入れられたという感じです。いざ走らせてみると、いい意味で今っぽくなくて、すごくいいと思いますね」と愛車にご満足の様子。奥さまは、ご主人が最初にアバルトが欲しいと切り出したときは、小さくてドアの数も少ないアバルトを見て「え!」という反応を示したそうだが、今では、「ちょっと不便なところはありつつも、運転は楽しく感じるようになりました」と、アバルトをすっかり受け入れているご様子だ。


野間さんファミリーと愛車のF595。

そんな野間さんファミリーにとって、アバルトのイベントに参加するのは今回が初めて。お嬢さんも一緒に浜松から2時間半かけてお越しいただいた。
「全然遠いとは感じなかったですね。普段通勤でも1時間ぐらい掛ってますし……。それにこんなに沢山のアバルトを見るのは初めてなので、ちょっとテンション上がりますね」と、楽しまれていたご様子。さらにカスタマイズされたクルマたちを見て、「皆さんのクルマ、すごい個性が出ているので、自分ももっと個性を出していきたいなと思いました。自分のクルマはまだ70点ぐらいですかね。これから100点を目指して楽しんでいきたいと思います」と愛車のカスタマイズにも興味津々の様子だ。来年のイベントではカスタマイズが進んだF595の姿が見られそうだ。

F595でご来場の中野さん姉弟

Grigio RecordのF595に乗る中野友香子さんは、なんと名古屋からご来場。以前はフィアット 500に乗られていて、デザインを気に入りながらも、「速いクルマに乗りたい」「みんなと違うクルマに乗りたい」という気持ちが膨らんでいったそうだ。
「F595が本国で発表された時から、グレーに青のアクセントカラーの組み合わせがかわいいなと思い、日本導入を待ち望んでいたんです。ただ導入されたモデルを見たらマニュアルしか設定がなく、私はオートマ限定の免許だったので、このクルマに乗りたいという想いから免許の限定解除を決心したんです。だから乗るべくしてこのクルマを選んだという感じですね」と微笑む。そんな流れから試乗もせず購入した中野さんだったが、所有してみると「踏めば踏んだ分だけ走るのが楽しいです。いい音しますし。顔は可愛いし、なんかもう、私だけの子って感じがしてます!」と愛車にゾッコンの様子だ。


F595オーナーの中野さんと弟の圭さん。

そんなお姉さんのお付き合いで名古屋から一緒にお越しいただいた弟の圭さん。「もともと僕の方がクルマが大好きで、幼少期からクルマ一筋だったんです。姉は別にそこまでクルマが好きなわけじゃなかったんですけど、そんな姉が僕より先にスポーツカーを買うなんて思ってもいなかったです。でも、姉がクルマを買ってからはいろいろなところに一緒に行くようになりましたね」とコメント。素敵な姉弟関係を垣間見た気がした。そんなお二人、道中の高速道路ではなかなかアバルトを見ることができなかったというが、「箱根界隈まで来たら、ようやく何台かアバルトを見て、お互い手を振り合ったりしました。アバルトってちょっとコアなクルマじゃないですか。コアなファンがいっぱい集まると、こういう風に盛り上がれるんだなと実感し、すごくいいなと思いました」とアバルト仲間との交流を楽しまれた様子。これからも、もっともっと深みにはまってくださいね!

家族4人でグルメ旅を楽しむ菅原さんファミリー

Giallo Modena(イエロー)の595 Competizioneで、ご家族4人で埼玉からお越しいただいた菅原さんファミリー。去年の白馬に続き、コーヒーブレークは2度目の参加。週末にはご家族で色々なところに出掛けているそうだ。「休みの前の日になると、明日どこ行く? みたいに家族で話し合うんです。浜松に餃子を食べに入ったり、福島のラーメンや仙台の牛タンなど、ご当地名物を食べにいったり、観光したりして楽しんでいます」と、アバルトで各地へのドライブを楽しまれている模様。しかも平日は奥さまの通勤の足としても活躍しているという。


菅原さんファミリーと愛車の595 Competizione。

そんなロングツーリングを日常的にこなす菅原さんファミリーだが、もちろん広くて楽なクルマでは飽き足らず、アバルトはこだわりを持って選んだそうだ。
「奥さんが中心に乗っているんですけど、やっぱりちょっと形がかわいいのがいいというところでアバルトにしたのと、私はブンブン走るのが好きなので、595 Competizioneがいいなと思い、595 Competizioneを選びました」。奥さまは「夫婦揃って黄色が好きなんです。あと、わたしはサソリのマーク。だから屋根にも大きなサソリを入れていて、他のクルマとの違いを出しているんです」とカスタマイズを楽しまれている様子だ。

お嬢さんも「もっと手を入れて、バッドフェイスみたいにカッコよくしたい」と心に秘めた想いを打ち明けてくれた。そんな家族で仲良くグルメ旅やカスタマイズを楽しまれている菅原さんファミリーだけに、会場で多くのアバルトを見られたことは、大きな刺激になった模様。ご子息は「色々なクルマを見られて、それぞれ違った個性のクルマがあって楽しかったです」と家族の意見をまとめてくれた。またぜひイベント会場でお会いしましょう!

595 Competizione Stileをこよなく愛する後藤さん

限定車の「595 Competizione Stile」でご来場されていたのは、後藤まゆみさん。クルマ好きのお友だち、板橋さんとご一緒にアバルト一色に染まった駐車場で、他のアバルトを観察されていた。通常は595 Competizioneには設定されていないRosso Abarth(赤)のボディカラーや、595/595C Turismoにのみ採用されるサイドの張り出しの少ないレザーシートが特徴の「Stile」。その登場が後藤さんにとって運命の出会いとなった。
「たまたまアバルトのショールームの前を通りがかった時、板橋さんの提案でアバルトに乗ったことないからちょっと乗ってみようよ、とディーラーに立ち寄ってみたんです。そこに595 Competizioneの試乗車があり、音に強く惹かれたんですけど、シートが私には硬くて、ちょっと無理だなと思っていたんです。それで諦めていたら、その少し後にシートの仕様が違う限定車の595 Competizioneがタイミングよく出たんです。シート以外はとても気に入っていたので、595 Competizione Stileの発売日の夜、閉店間際のショールームに駆け込み、そこからはトントン拍子に話が決まりましたね」と振り返ってくれた。


595 Competizione Stileオーナーの後藤さん。

そんな後藤さんだが、アバルトの前はおとなし目のクルマに乗っていたという。
「国産のハイブリッドカーやトールワゴンに乗ってました。アバルトの前に乗っていたクルマは購入してからまだそんなに時間が経っていなかったので、別に買い替えなきゃいけない訳ではなかったんですけど。俗にいうサソリの毒にやられたってところですね。輸入車も初めてでしたし」と笑う。

限定車が登場したタイミングも良かったようだが、後藤さん自身、色々なことを楽しもうとする気質を持っているに違いない。
「今まで乗ったこともないようなクルマに乗るようになって、なんかノリノリになっちゃいましたね(笑)」。以降、後藤さんのライフスタイルは急転換していく。「アバルトを買ってからは色々なイベントに足を運ぶようになりました。今では次のイベントがいつどこであるか、日々チェックするようになりました(笑)。コーヒーブレークのようなイベントを、ぜひ今後も続けてもらいたいですね」と話してくれた。ライフスタイルの変化をポジティブに楽しむ後藤さんはもちろん、そんな後藤さんをショールームにお誘いした板橋さんもナイスでした!

というわけで、大勢のアバルトオーナーの皆さまにお越しいただいたコーヒーブレーク。来年も皆で一緒に盛り上がっていきましょう。

写真:荒川正幸

アバルトオフィシャルWEBサイト