アバルトを転がし、コーヒーを飲みに。ABARTH COFFEE BREAK @白浜海岸

全国6拠点で“アバルトコーヒー”を提供

好きな場所へ。ただコーヒーを飲みに。アバルトが展開する「ABARTH COFFEE BREAK」は、アバルトファンにコーヒーを提供する移動式カフェ。7月23日(金)から25日(日)に岡山・美作で行われた第1弾を皮切りに、「和歌山・白浜(8/6-8)」「岐阜・中津川(8/27-29)」「神奈川・箱根(9/3-5)」「長野・白馬(9/17-19)」「宮城・花山(9/24-26)」と、全国6拠点を転々と移動。各地域や近隣のアバルトファンの皆さまに、ドライブの目的地として、あるいは立ち寄りスポットとして訪れてもらえれば……という願いを込めて、熱いコーヒーやエスプレッソをご用意してお迎えします。


コーヒーを片手に会話が弾む。自分のマグカップを持って訪れてくれた人も。

金曜日から日曜日まで、開催時間内であれば好きな時に訪れていただけるこの催しは、予約も一切不要。会場に着いたら受付でQRコードからアクセスを。アクセスしてオリジナルスタンプを押すと、開催地名入りの「ABARTH COFFEE BREAK オリジナルステッカー」をプレゼント。複数会場訪れると、スタンプの数に応じて賞豪華品が抽選で当たる特典も。


会場の受付でQRコードにアクセスしてスタンプを押すともらえるABARTH COFFEE BREAKオリジナルステッカー。

第二弾の会場となった白浜はご存じ、和歌山を代表する海水浴場。会場となった道の駅 志原海岸も海沿いに面した風光明媚なロケーションで、駐車場にクルマを停めると、目先には志原海岸の砂浜が。青空に白い雲、透明感のある海という真夏の8月を象徴する絵ハガキのような景色が迎えてくれました。


道の駅 志原海岸は海沿いの絶好のロケーション。駐車場にクルマを停め近隣を散歩したり、コーヒーを飲んだりして束の間の休息を。

すぐに打ち解ける小さなカフェ

会場には、コーヒーを飲みに独りで訪れてくれたオーナーさんや、ご家族やご友人と訪れてくれた方も。小さなカフェゆえ初めて会った方同士でも自然と会話が生まれ、コーヒーを片手にアバルトについて語らいあったり、FCAジャパンのアバルトプロダクトマネージャーの生野逸臣や、この日ゲストとしてお越しいただいたプロドリフトドライバーの“りんごちゃん”こと石川紗織さんにアバルトやクルマに関する質問をしたりと、コーヒーを飲みながら談話を楽しまれている姿が見られました。


ABARTH COFFEE BREAKの模様。アバルトつながりという共通点があるためすぐに打ち解けて会話が弾む。

言ってみれば、コーヒーを飲むだけの集い。にもかかわらず、片道2-3時間ほどかけて訪れてくださった方も大勢いらして、会場の駐車場には「和歌山」のほか「なにわ」「大阪」「和泉」「京都」「三重」「奈良」など、様々なナンバープレートをつけたアバルトがずらり。白浜という土地の魅力もあるとはいえ、こうして集まっていただけたのは、アバルト乗りの方々のパワー、ノリの良さ、そして、コミュニティを大切にしてくださる温かさがあってこそ。そうした皆さまの想いを感じることができ、改めてアバルトの不思議な力を感じました。


会場で始めて会った人を巻き込んでコミュニティが広がっていく。こちらは124 spider乗りの集まり。初対面でも自然とコミュニティが作られていた。

現地では知り合ったアバルト仲間同士で写真を一緒に撮ったり、お互いのクルマを見せあったり、皆さんとてもフレンドリーに交流されていて、サソリエンブレムには人をつなぐ不思議な力があるものだと改めて感銘を受けました。またフォトブースで写真を撮り、#abarth_coffeeのハッシュタグとともにSNSに投稿すると「アバルトオリジナルフェイスタオル」がもらえる特典もあり、こちらも大勢の方に盛り上げていただきました。


フォトブースで写真を撮るオーナーの皆さん。

来場者の方の声

烏野(からすの)利也さんは、大阪府からご来場。お越しいただいた理由をお聞きすると、「こういうイベントなら来やすいかなと思って。岡山の時もどんな感じか様子を見に行ったのですが、和歌山は家から一番近いので行こうと決めていました」とコメント。烏野さんは時々、紀伊半島をぐるっと回るドライブを楽しまれているそうです。

ところで珍しいボディカラーですね?
「これですか? アバルトには設定がなく、チンクエチェントの純正色として初期に設定されていたチャチャチャアズールという色です。じつは妻を2年ほど前に亡くしまして、この色は妻が気に入って乗っていた愛車のボディカラーに近い色なんです。当時、気持ちをフラットにするのが辛かった時に、ふと思い立って訪れたアバルトショールームで、妻の話をしてこれと同じような色にできますか?と訊ねたところ、ショールームの方が“ちょっと待ってください。聞いてきます”と掛け合ってくれて、“チャチャチャアズールでしたらペイントできますよ”と回答してくれたんです。じゃあそれに決めます、と即決でした」というエピーソードが。思い出と想いの詰まった、たった1台だけのチャチャチャアズールの595 Competizione。これからもずっと大切に乗ってください。烏野さん、ありがとうございます。


思い入れのある水色にペイントされた595 Competizioneでご来場された烏野さん。

和歌山市からお越しいただいた神崎沙耶さんと旦那さまの淳史さん。珍しい595 Pistaに乗ってご来場。聞けば、595 Pistaは、奥さまの沙耶さんがご自身で購入されたとのこと。
「フィアットが欲しくて見に行った時に、旦那さんがクルマ好きで“買うならアバルトがいい”と勧めてくれて。エンジンの音を聞いた瞬間、もうコレしかない!と思って(笑)」と、すぐに心を鷲掴みされたそうです。走りについて伺うと「めっちゃいい! 最高」と即答してくれた沙耶さん。スポーツモードも使い分けてドライブを楽しまれているそうです。

ところでコロナ禍で週末の過ごし方は変わりました?
「残念なのは旅行に行けなくなったことかな。クルマでいける範囲内の移動が増えましたね。クルマで行って、すぐに帰ってくるような短時間のお出かけが増えました」と話してくれました。COFFEE BREAKの感想を聞くと、戻って来たのは「ブレンボが欲しくなった」という意外な回答。「他の人のクルマを見て、ブレンボが付いているのを見たら羨ましくなって。595 Pistaにも付いていて欲しかったなぁ(笑)」と沙耶さん。とはいうものの、愛車には大満足の様子です。
「気に入っているところは他の人とかぶることがないこと。ショールームで全国的にも数が少ないと聞いて、“和歌山にはこれしかないかも”と言われて(笑)。実際、自分のクルマ以外、まだ一台も同じクルマを見たことないです」と希少性にご満足されている様子。普段は通勤に使われているそうで、職場では「このクルマ、ナニ!?」と聞かれることも。そんな会話が生まれることも含めて、日々アバルトとの生活を楽しまれている沙耶さんでした。


全国240台限定の希少な595 Pistaをお持ちの神崎沙耶さんと旦那さまの淳史さん。

和歌山は見どころいっぱい

海岸線沿いに気持ちいいドライブを楽しめるのも和歌山の魅力。真っ青な空、青の濃淡がきれいな澄んだ海、生い茂った緑が視界に飛び込んでくるドライブは心が癒されます。COFFEE BREAKの帰り道は、窮屈な日常を離れ、カメラを片手に名勝に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。


鉛山(かなやま)湾に面した白良浜は、白浜エリアの人気観光スポット。温泉やホテルも豊富にあり、多くの人で賑わう。アドベンチャーワールドへはクルマで10分ほど。


白浜から国道42号線を新宮・熊野方面へ。このエリアでは、所々に奇石をみることができる。波に挑戦するかのように切り立つ奇石。有名なのは串本町の橋杭岩だが他にも大小様々なものが点在しており、クルマを停めて岩畳の上を散歩することもできる。


和歌山方面へは、熊野三山巡りを目的に訪れる人も。写真は熊野三山のひとつ、熊野那智大社。ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一角で、自然崇拝を祭祀の起源とする。写真右が、神武天皇がご神体としておまつりになった那智の滝。


熊野那智大社から那智の滝へは徒歩圏内。落差133mは日本一を誇るだけあり、じつにダイナミック。神聖なるパワーを感じられます。


古くから巡礼の路として多くの人が行き来する熊野古道。本気で歩くには相応の準備が必要ではあるものの、熊野那智大社から那智の滝を結ぶ道中でもその雰囲気は味わえる。

というわけで多くの方にお越しいただいた白浜のABARTH COFFEE BREAK。他にも4会場で実施されるので、ご興味のある方はぜひお近くの会場へ。濃いめのアバルトコーヒーを淹れてお待ちしています!

詳しくは特設サイトをご覧ください。
ABARTH COFFEE BREAK 特設サイト