走る楽しさを体感できるアバルトとは?

クルマの楽しさとアバルトを知り尽くす一日の始まり

今回で6回目となるイベントの舞台は静岡県の富士スピードウェイ。
平日にもかかわらず、会場はアバルト一色で賑わい、豊橋、大阪など遠方からのナンバープレートが目立つ。受付を済ませるとすぐに、受講生たちは愛車の点検に余念がない。

横一線にずらりと並ぶアバルト。

一日は開会式から幕を開ける。
ル・マン24時間レースの優勝経験を持つ福山英朗氏、レーシングドライバー以外に自動車評論家としても活躍する桧井保孝氏をはじめ、豪華講師陣によるレッスンを直接受けられるのも、ドライビングファンスクールの魅力。ここから究極の楽しさと安全運転をマスターしていく。

プロのレクチャーから学ぶクルマの基本操作

バイロンの間をジグザグに駆け抜けるスラローム走行。

午前の部では、受講者は二つのグループに分かれて、プログラムをこなしていく。まず紹介するのは、スラローム走行とブレーキングのレッスン。ここで学ぶのは、「曲がる」「止まる」「アクセルを踏み込む」という、クルマの最も大切な操作だ。

走り終えた直後にマンツーマンのフィードバックを受ける。

はじめはゆっくりと走り始めるものの、慣れてくると徐々にスピードアップ。すると、ハンドルを切っているのにクルマは曲がらなくなる“アンダーステア”という状態に。アンダーステアに悩まず速く走るポイントを、プロの講師陣が丁寧にレクチャーしてくれる。

小さな車体がサーキットで大暴れ!

サーキット走行から究極の安全運転を学ぶ。

サーキット走行を終えると、講師陣によるデモンストレーションランを披露。プロのレーシングドライバーが魅せる卓越したテクニックと手に汗にぎる展開に目が離せない。

デモンストレーションの中で注目を浴びていたのは、スーパー耐久参戦用に開発された”アバルト 695 アセットコルセ”。レース用にカスタマイズされた特別車がごぼう抜きしていく姿に、ひと際歓声が上がっていた。

スーパー耐久に参戦するアバルト 695 アセットコルセ。

一日の集大成を憧れのレーシングコースで発揮!

富士スピードウェイのメインストレートを駆け抜けるアバルト。

昼食を摂って午後の部のオリエンテーションを終えると、いざサーキット走行へ。今日学んだことの集大成を発揮する舞台は、あの富士スピードウェイのレーシングコース!たくさんのアバルトたちが駆け抜けていく。同伴者もプロの運転でサーキット走行を擬似体験する”サーキットタクシー”に積極的に参加して、助手席から見える風景を通じてアバルトのスペックに驚いていた。

心地よい疲労感とともにフィナーレへ

左:「アバルトは街乗りもレース走行もできる不思議なクルマ」と語る伊藤精朗氏。右:レッスンの積み重ねで憧れのレーサーになれるかも?!

閉会式では、運営・講師陣からレッスンの総評が発表された。ドライビングファンスクールのディレクター・伊藤精朗氏は、「一日を通して印象的だったのは、アバルトを少しでも上手く、そして速く走らせるために、愛車のポテンシャルを引き出そうとする皆さんの真っ直ぐな姿でした」とコメント。走る楽しさをどこまでも追求する受講生たちの姿が、ドライビングファンスクールの成功を物語っていた。
また今シーズンからアバルトが参加するスーパー耐久のメンバーに、ドライビングファンスクールの卒業生からオオシママサユキさんが選出されたことがアナウンスされた。あなたの熱意と努力次第で、レーサーという夢を叶えることができるかもしれないのだ。

帰りはスタッフ総出による温かいお見送り。

受講生のコメント

プロの方に教えてもらえるので、テクニックの上達はもちろん、普段の安全運転に対する意識が高くなりますね。アバルトはポテンシャルが高いので、それをどこまで引き出せるのかが魅力。本当に奥が深いクルマです。

アズミさん(大阪府) 車種:アバルト500C

エンブレムのサソリに惚れ込んでアバルトを買いました。最初、ファンスクールはここまで楽しいとは思いもしませんでした。アクセルもブレーキも全力で踏めるってすごいですよ。女性限定の企画があったら嬉しいですね。

タナカさん(兵庫県) 車種:アバルト500C ビコローレ

普段もサーキットに行ってますが、フルコースを走るのは今回がはじめてでした。アバルトは可愛いらしい見た目と、楽しく走れるところがいいですね。ハマったおかげで、レーシングスーツまで揃えちゃいました。

タカヤマさん(静岡県) 車種:アバルト500C