やっぱり見た目は大事ということで。男の第一印象講座〜清潔感を身につけよ〜
刺激に満ちた毎日を得るために、自分を高めてくれるものを取り入れたい。“DRESS-UP YOURSELF”キャンペーンの一環として阪急メンズ大阪で開催された催しでは、男性として気になる「清潔感」を得るためのコツが伝授されました。その模様をご報告します。
“寸止めの美学”
アバルトの創設者であり、カリスマ的な人気者でもあったカルロ・アバルトは、スピードにこだわり、レースで勝つことに並みならぬ情熱を燃やした人物でした。稀代のチューナーとしての名声は、こうしたところから生まれたもの。そして同時に──これは熱心なファンにはよく知られていることですが──美的センスに優れたスタイリストでもあったのです。
アバルトが作り出したレーシングカーやスポーツカーの美しさは、そのスタイリングはもちろん、マシンのディテールにも宿っています。例えば絶妙なボディカラー然り、華やかさと抑制が見事にバランスしているストライプやデカールの配し方然り、他に類を見ないグラフィカルな広告展開やモーターショーなどでの展示方法然り。やることなすことセンスに満ちていて、とにかく洒落ていたのです。
そうした美的センスは、彼自身の当時の写真にも現れています。身につける服のセンス、ディテールにまでこだわった隙のない着こなし、年齢を重ねてからも常に乱れることのなかった身だしなみ。悪目立ちのしない“寸止めの美学”の効いた、信念のある“ほんもの”感。男らしさに加え、エレガントさも漂わせています。
『UOMO』専属モデル×男性美容研究家が語る男の第一印象
そうしたカルロ・アバルトのイメージが重なる“DRESS-UP YOURSELF”キャンペーンが、4月30日まで行われています。集英社の男性誌『UOMO』『MEN’S NON-NO』、高級メンズ・コスメ『LAB』シリーズとのコラボレーション・キャンペーンで、期間中に正規ディーラーでアバルトに試乗した方に『LAB』シリーズのスキンケア・サンプル・セットをプレゼント。さらに抽選で合計100名に1万9000円相当のグルーミング・セットが当たるダブル・チャンス企画も実施されています。そして、アバルト595ツーリズモが1名に当たるという大きなチャンスも。
詳細はWeb Siteのキャンペーンページ でチェックしていただくとして、そのキャンペーンの一環として『UOMO』『MEN’S NON-NO』と『LAB』シリーズのスペシャル・イベントが開催されました。全国5つの会場でプロのカメラマンによるスナップ撮影、両誌で活躍するスタイリストによる着こなしアドバイス、コスメのプロによる肌診断などが体験できるというもの。3月17日の阪急メンズ大阪のイベントでは会場に展示されたアバルト595ツーリズモを背景に、『UOMO』の専属モデルであるリヒトさんと男性美容研究家の藤村 岳さんによるトークショーが行われました。テーマは「男の第一印象講座」。
スキンケアで心がけたい3つのステップ
リヒトさんは、「ファッションは流行り物よりも長く着られるいいものを選ぶように心掛けています。あとは清潔感。僕達アラフォーっていうのは、清潔感を保つことが何より大切」と。
それを受けて藤村さんは「清潔であることと清潔感があることは別だと思うんです。きちんと洗って清潔であっても清潔感がない、というのは残念。どんなにファッションを装っても、襟元にフケがひとつ落ちているだけで台無しになってしまうんです。清潔感はその人自身を表してしまうことがある。だから肌に関しても、年齢を重ねれば重ねるほどきちんとケアをしていく、という自覚が必要ですね。慣れてしまうとスキンケアはすごく簡単ですから、毎日のルーティンワークにして生活に取り入れてください」。
藤村さんによれば、スキンケアはデトックスを毎日するようなもので、しっかり洗顔して余分な汚れを落とし、保湿のために水分を与えて肌を整え、少し脂分のあるものを入れてあげる、という3つのステップが基本なのだそう。男性はベタつき気味の人も多いので矛盾しているようにも感じますが、ベタつきというのは脂分が不足しているから肌自身がむりやり脂を出しているという身体からのSOS。それを長く続けると毛穴が広がって脂分を出し続けるという負のスパイラルに陥ってしまうのだとか。脂をそれ以上出させなくてすむような状態に持っていくことが大切で、そのためには脂分を入れるなど積極的に保湿をしていくことが必要、とのことでした。
その言葉には会場にいたアラフォー、アラフィフ世代の男性達はビックリ。それまでの根拠なき概念は大きな間違いだった、ということなのですね。また藤村さんが「LAB」シリーズの製品を例にして解説してくれたスキンケアの方法にも、一様に興味津々という表情でした。
おふたりの背後に飾られていたアバルト595ツーリズモに話の流れが向くと、リヒトさんがニコリと笑いながら、「これ、欲しいんです。コンパクトカーだけど、キビキビ走って楽しいし、乗り味がスポーツカーに近いんですよ。それにこのサイズ感が、大阪でも東京でも、街中にマッチしてますよね。ルパン三世みたいに走れます(笑)」と、アバルトの持ち味をスッキリと綺麗にまとめます。
それを受けた藤村さんは、「ひと目見ただけでかわいいな、と感じました。存在感ありますね」。
そう、アバルトは悪目立ちこそしないもののしっかりと存在感があるからこそ、じっくり見られることが多いクルマ。ということは、当然ながらドライバーだって見られます。洒落者であったカルロ・アバルトに恥じぬよう、清潔感のあるオトナの男であるべく、スキンケアなどをちゃんとやらなきゃ、なんて思わされたトークショーでした。
文 嶋田智之
写真 荒川正幸
関連記事
Dress-Up Your Self 特設ページ
アバルト595シリーズ製品ページ
アバルト124スパイダー製品ページ