「アバルトは私の自信を高めてくれます」 アバルトライフFile.68 伊藤さんと595 Competizione

サーキット走行も、ロングドライブにも

サーキット走行もされるのですか?

「はい。595 Competizioneに新しいことに挑戦したい気持ちを後押しされ、サーキット走行にも興味を持つようになったんです(笑)。それを主人に相談したところ、まずは練習をということで『グランツーリスモ』のコントローラーやシート、ペダルを用意してくれたんです。それでサーキット走行の仮想体験をしました。その後、サーキットライセンスを取得し、富士スピードウェイを2回ほど走り、去年の年末には主人のクルマでレースに出場させてもらいました。いつかはアバルトでも挑戦したいと思っています!」

大きな挑戦に踏み出しましたね。実際にサーキットを走行してどうでしたか?

「そうですね。サーキットを走るというのは、自分から飛び込まなければ絶対にできないので、貴重な経験を積めたと思います。やる前は“キツイかも”って思っていたんですが、自分の中の壁を乗り越えた結果、新しい景色を見ることができました。実は趣味でレーシングカートの経験はあったんですけど、実際のクルマで富士スピードウェイを走ったことで、ドライビングに対する恐怖心が一皮むけたというか、ドライビングのスキルアップにも繋がった気がします」

サーキット走行する一方で、一人で長距離ドライブも楽しむとお聞きしました。

「そうですね。一人でクルマを楽しむ時間も増えました。もともと人とコミュニケーションを取るのが好きなので、誰かと過ごす時間も楽しむ一方、プライベートでは一人で過ごす時間を楽しむのも悪くないと思うようになったんです。一人だと目の前のことに対して、自分のペースでじっくり向き合える。自分のペースで行きたいとこに行ったり、食べたいもの食べたり。旅先でいい景色に出会えたら、ちょっとクルマを停めて写真を撮ったり。そういう時間を楽しめるようになったのも、595 Competizioneのおかげです。気持ちがリセットされ、いいリフレッシュになっています」

いい具合にON/OFFのバランスが取れている様子ですね。ちなみに奥さまがドライブ中は、ご主人はどうされるんですか?

ご主人
「そうですね。自分もよくサーキットにミニバイクを走らせに行くので、それぞれの時間を楽しんでいます。妻が家にいるときに一人で出かけると怒られそうな気がしますけど、妻も出掛けるなら、気兼ねなく趣味を楽しめますし(笑)」


ご主人の彰吾さんと一緒に。

日々充実した時間を過ごしていらっしゃるようですが、日常を楽しむために何か心掛けていることはありますか。

「何事もそうですが、わたしの場合は直感と初志貫徹です(笑)。仕事もプライベートも自分がこれだと思ったものはまずは試してみて、これまで後悔なくやってこれているので、仕事でもプライベートでもそこは揺るがないようにしています」


次ページ 過激モリモリな演出が私に合っている