“市街地最強のクルマ”です。アバルトライフ File. 92 ひとさんと500e Turismo Cabriolet
絶対的な速さより、一般道で楽しい方がいい
――ご自宅の充電環境について教えてください。
「家を建てたときに、将来を考えてEV用の充電コンセントを駐車スペースに設置していたので、EVを選ぶことへの障壁はありませんでしたし、むしろ2台あるうちの1台はEVがいいと思っていたんです。日本は海外に比べるとEVの比率がまだ低いですが、いずれEVの時代が来る。どうせ乗ることになるのなら、早いうちに体験してみたいと思っていたんです。いいところもそうでないところも含めて、実際に乗ってみないと分らないですから。それにEVであれば自宅で充電できるので、妻が苦手なガソリンスタンドで給油をしないで済むこともいいなと思いました」

――実際に手にされてみて、500eの走りの印象はいかがですか?
「やはり、EVの加速は楽しいですね。ゆっくり踏めばじわーっと加速しますが、パンッと踏むとトルクが一気に立ち上がる。日常の中で、必要なときに必要なだけ力が出る感覚で、市街地では本当に楽しいです。なかには0-100km/hが3秒台のEVなどもありますが、そこまで速さを求めているわけではないんです。一般道で楽しい方が、運転の面白味を常に感じられるので。個人的に500eは“市街地最強のクルマ”だと思っています」

――奥さまはいかがですか?
奥さま「大満足です。軽自動車のときは別に運転したくて乗っていたわけではなく、主人が飲んだときに代わりにクルマを乗って帰る、という感じでした。でもアバルト500eだと、『運転して』と言われたら『いいよ』と思える。それくらい楽しいです」
――普段はどんな使い方をされていますか?
「買い物に行ったり、日常での使用がほとんどですが、自宅の名古屋から三重県あたりまで旅行に行ったこともあります。その時は、外部での充電も試してみたかったので、事前に調べていったのですが、一度経験してしまえば、“こうすればいいんだな”というのが分かるので、その後は気楽ですね。地産地消の食事を楽しんだり、ゆったり宿泊できる施設だったのですが、そこに普通充電が何台かあり、夜間に充電させてもらいました。宿泊施設に充電設備さえあれば、片道200kmくらいの旅行も問題なく行けるという安心感がありますね」

――高速道路での急速充電は試されましたか?
「急速充電も慣れてしまえば充電時間があっという間に感じます。サービスエリアやパーキングエリアで、ちょっと休憩してコーヒーでも買って戻ってくると、30分くらいすぐに経っていますし。充電ステーションの数もだいぶ整ってきていると思います。イオンなどの商業施設にも充電設備がありますし、市街地でも困ることはほとんどないですね。今はアプリでいくらでも探せますから」
――使用しているアプリや、充電カードについて教えてください。
「充電ステーションが調べられるEV用のアプリは4つくらいインストールしています。充電カードについては、我が家は自宅での充電がほとんどで外部での充電を頻繁に使うわけではないので、基本的にビジター利用で充電しています」

ヘッドライト上のガーニッシュをブラックからボディ同色に変更することで、狙い通り“チョイ悪”の顔が実現したとのこと。
――もう一台、クルマがある環境で、どのように使い分けているのですか?
「500eを選びたくなるのは、目的地でオープンにして走りたいときですね。特に春や秋のドライブは、“今日は500eで行こう”という気分になります。“温泉でも行く?”みたいに急に思い立った時も、だいたい500eになりますね。なんだか乗りたい気分になるんですよ。出番は圧倒的に500eが多い気がします」
