ビール職人のご主人から贈られたスイートテン・アバルト アバルトライフFile.63 松本さんファミリーと 595 Competizione

突如贈られたアニバーサリープレゼント

その夢が現実のものになったのは、なにかキッカケがあったんですか?

「娘が通っている体操クラブの先生がアバルトに乗っていて、“これアバルトですよねっ”てお話しをし、そこで気分が盛り上がったのはありますね。主人にもアバルト見て見て、と話したら、じゃあ一度ショールームに見に行こうかという話になって。その時は見に行っただけでしばらく進展がなかったんですけど、ある日、主人がアバルト買おうか、と言い出したんです。結婚10周年のスイートテン・ダイヤモンドの代わりだって」

それはすごいアニバーサリープレゼントですね。かなり嬉しかったんじゃないですか?

「ウキウキでした。もう嬉しくて嬉しくて。本当に買ってくれるとは思わなかったし、輸入車は初めてで、新車に乗るのも初でした。だから慣らし運転を知らず、納車されて3日目ぐらいに峠に走りに行ったら主人にめっちゃ怒られて。“そんな負担かけるところにどうして行ったの!”って。ちょっと山道を走りたいだけだったんですけど……(笑)」

乗られているのは黄色い595 Competizione、トランスミッションは5MTですね?

「アバルトを見に行ったとき、黄色がいいなって思ってたんですよ。娘は赤、私は黄色って意見が分かれたんですが、最終的に色は黄色に決まり、トランスミッションは私がずっとマニュアル車に乗り継いできたので、迷わずに5MTを選びました」

普段はどういう使い方をされているんですか?

「日常の足として使っています。通勤や娘の送迎とか。娘が器械体操に週5回通っていて、土日も朝9時に送り、午後3時には迎えに行くので毎日乗ってます。あとは仕事で現場に行く時にもこのクルマで行っています」

聞けば、9歳になるお嬢さんは本格的に器械体操に取り組むジュニアアスリート。全国大会で活躍する子も所属する有力なクラブで、日々トレーニングに励んでいるのだとか。仕事にお嬢さんのサポート、郡上おどりの保存会と日々大忙しの松本さん。黄色い595 Competizioneはそんな彼女の移動を日々支えている。

最後の質問です。松本さんにとってアバルトはどんな存在ですか?

「娘もこのクルマを“アバ子、アバ子”と呼んで気に入っているし、主人は、毎回洗車を手洗いでがんばってくれてます(笑)。私にとっては、子どもみたいな存在ですかね。いつも一緒に居て当たり前の愛でる存在です。これからもずっと大切に乗っていくつもりです」

郡上の街に溶け込み、それぞれ活躍の場を見つけ、邁進している松本さんファミリー。日常をこなすだけで精一杯の多忙な日々のようですが、595 Competizioneはそんなご家族の日常に元気と彩りを与える存在となっている模様。これからも美味しいビール作りに設計のお仕事、器械体操とそれぞれがんばってください。応援しています!

文 曽宮岳大

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