約210台のイタリア車が大阪に集結。「大阪イタリアンカーフェスタ」、その熱狂と情熱に触れる一日

クルマ×音楽×人の輪がつながる一日

約210台のイタリア車が大阪に集結した「大阪イタリアンカーフェスタ2025」。主催は、大のアバルト好きとして知られ、以前Scorpion Magazineのオーナーインタビューにも登場していただいた貝塚さんご夫妻だ。会場には、アバルトを中心にフィアット、アルファ ロメオ、ランチアなどが勢ぞろい。クラシックから最新モデルまで、新旧入り混じるイタリア車たちがずらりと並ぶ光景は、壮観のひと言。そんな“イタリア車愛”が詰まったイベントの模様をお届けする。

会場にはアバルトがずらりと並んだ(左)。イベント主催者の貝塚さんご夫妻(右)。

貝塚さんは現在、595 Competizioneをご夫妻で1台ずつ所有。そして以前はアルファ ロメオを乗り継いできた経験も持つ。そんな彼らが「アバルトとアルファ ロメオの仲間たちと楽しく集まりたい!」という思いからスタートさせたのが、この大阪イタリアンカーフェスタ。さらに、趣味のバンド活動を活かして“クルマと音楽のコラボ”を実現。複数の演奏家が織りなすライブ演奏がフェスの熱気に華を添えた。

イタリア車を愛する仲間の交流を――そんなコンセプトで迎えた2年目のイタリアンカーフェス。今年は参加者がさらに増え、昨年以上の盛り上がりを見せた。同じクルマ好き同士の熱気はもちろんのこと、普段はなかなかお目にかかれないレアモデルやビンテージカーも多数集結。まるでミュージアムのように、ゆったりとクルマを眺めながら楽しめるファンにはたまらないイベントとなった。

ステージでは山下将臣さん、S・D・K、中村月子さん×ヒトリルームなどによるバンド演奏が響き渡り、来場者たちはライブを楽しんだり、出展ブースをのんびり回ったりと思い思いの時間を満喫。

そしてイベントのクライマックスには、“のりピー”こと酒井法子さんが登場! 春の高校野球の行進曲になった「夢冒険」、セルフリメイクした「のりピー音頭」、大ヒット曲「蒼いうさぎ」などを熱唱し、会場を興奮の渦に巻き込んだ。

景品付き抽選会やジャンケン大会など、子どもから大人まで楽しめるアトラクションも盛りだくさん。参加者たちはみんな、それぞれ心に残る楽しい思い出を作ったに違いない。
ここからは実際に参加したみなさんの声をお届けしよう。

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