<GET YOUR SCORPION>優勝者に贈られる、ABARTHファン垂涎の時計ブランド<メカニケ・ヴェローチ>の世界観。

ABARTHのシンボルといえばエンブレムのサソリ。あのエンブレムのモチーフにサソリを用いている理由が、ABARTHの創始者・カルロ アバルトが11月15日に生まれ、彼の誕生月の星座がサソリ座であることに由来するのはご存知だっただろうか。

その歴史を踏まえてABARTHでは、毎年サソリ座の期間にABARTHの祭典ともいえる一大イベント<SCORPION MONTH>を開催。今年はABARTH 595を自分好みにカスタマイズしてオーダーできるキャンペーン<MAKE YOUR SCORPION>と、ABARTH 695 Assetto Corseの走行性能を忠実に再現し、高性能ドライビングシミュレーターを活用した参加型キャンペーン<GET YOUR SCORPION>という、2つのキャンペーンを行うことが発表されたばかりだ。

<GET YOUR SCORPION>では、全国主要都市のアバルト正規ディーラー4店舗にて予選会を行い、ドライビングシミュレーターを使って、富士スピードウェイを舞台に走行し、ベストタイムを競い合う。予選勝者は11月16日(土)に富士スピードウェイで開催される決勝戦に参加する権利を得て、さらに決勝を制した優勝者には、アバルトアンバサダーとして本サイトでお馴染み、レーシングドライバーの檜井保孝氏との最終決戦に挑戦できるほか、今回紹介するイタリアの時計ブランド、メカニケ・ヴェローチの腕時計などが賞品として贈呈される。

W127K278

メカニケ・ヴェローチは、モータースポーツファンの感性を刺激するイタリアの時計ブランドとして2006年に誕生した。<GET YOUR SCORPION>のファイナリストに贈られるのは、同社のフラッグシップモデルである<クアトロヴァルヴォレ>をアップデートした新たな基幹モデル<クアトロヴァルヴォレ エボリューション>だ。

創業以来メカニケ・ヴェローチは、イタリアデザイン・イタリアメイドを一貫としてきたが、<クアトロヴァルヴォレ エボリューション>から、よりクオリティの高いモデルを開発するために生産拠点をスイスに移し、イタリアデザイン・スイスメイドに生産方式の変更を進めてきた。<クアトロヴァルヴォレ>の4バルブのシリンダーヘッドをモチーフにしたデザイン。そして、チタン、カーボン、エルガル、アルミニウムなど、モータースポーツの世界で使用される本物の素材を時計に転用しているのも特徴の一つであり、ここ日本でも徐々に注目を集めている。

日本国内でメカニケ・ヴェローチを展開する中心的存在は、直営店であるLong Slow Distanceだ。ABARTHと同じくイタリアに起源を持つメカニケ・ヴェローチと、<GET YOUR SCORPION>のファイナリストに贈られる<クアトロヴァルヴォレ エボリューション>について、Long Slow Distance東京のマネージャーである穴田一朗氏にその魅力を伺った。

― 今回、<クアトロヴァルヴォレ エボリューション>が「GET YOUR SCORPION」の賞品となった経緯を教えてください。

クルマと時計は深い関係があって、時計業界はクルマのマーケットを熟知しているので、時計メーカーがクルマメーカーとのコラボレーションモデルを発表するというのは、よくある事例なんです。私個人としてFIATが好きですし、フィアットモデルの時計がないということから思いついて、最初は青山のフィアット・カフェに「メカニケのカタログを置いてもらえたらいいな」程度の気持ちだったのですが、有り難いことにお話が進んで、今回の賞品に選んでいただきました。

― メカニケ・ヴェローチは創設者の方が大のモータースポーツ好きだそうですね。

はい。メカニケはまだ小さい会社ながら、企業としてモータースポーツ全般を推していて、ラリーへの協賛、イタリアの富裕層がヴィンテージカーを楽しむコミュニティなどのサポートを積極的に行っているんですよ。

― 黒と赤のカラーリングはABARTHのイメージとマッチすると感じました。

今回のイベントのビジュアルとも非常に合致すると思います。メカニケには、ブレーキメーカーであるブレンボ社のカーボンセラミックのディスクをそのまま文字盤に採用したモデルもありますし、カーフェアリングというシリーズに関しては、クルマの塗装と同じ技法で文字盤を着色したりと、モータースポーツへの情熱と遊び心がプロダクトに注ぎ込まれているんです。


穴田さんにとってABARTHはどんなイメージのクルマですか?

一言でいえば、贅沢なクルマですよね。金額ではABARTHよりも高価なクルマはありますが、ABARTHはあのコンパクトなハードにお金を費やして、驚くほどの乗り味に仕上げられている。それを買って乗るというのは、かなりの贅沢だと思います。もっと目立つために分かりやすいクルマはいくらでもありますが、チンクエチェントでも、FIATはなく敢えてABARTHを選ぶ。その行為にこだわりを感じます。

富士スピードウェイ(「GET YOUR SCORPION」の決勝会場)で、どんな反応を示すのか楽しみですね。

かなり楽しみです。メカニケを知っていただくことで、「こんな世界もあるのか!」という驚きを体験していただけるだろうなという期待があります。今回のイベントをきっかけに、より多くのABARTHオーナーの方々に見ていただける機会が増えると嬉しいですね。

穴田さん曰く、メカニケ・ヴェローチの購入客には、イタリア、モータースポーツ、メカニックが好きという特徴の他に、自身の審美眼やポリシーのアイデンティティとして、時計を選んでいるという印象があるそうだ。強烈な個性を放つ時計は万人受けしないのかもしれない。それでもモータースポーツと深い接点を持ち、ABARTHと相性の高さを感じさせるメカニケ・ヴェローチは、こだわりを持ったカーライフを送るABARTHユーザーの琴線に触れることだろう。

INFORMATION

★絶賛エントリー受付中!「GET YOUR SCORPION」予選大会

募集期間:2013年9月18日(水)〜10月4日(金)※応募締切ました。
予選会場:アバルト横浜町田
募集人数:30名
開催日時:10月19日(土)13:00
予選勝者人数:3名

募集期間:2013年9月18日(水)~10月11日(金)
予選会場:アバルト名古屋
募集人数:20名
開催日時:10月25日(金)19:00
予選勝者人数:2名

募集期間:2013年9月18日(水)~10月18日(金)
予選会場:アバルト大阪
募集人数:30名
開催日時:11月2日(土)13:00
予選勝者人数:3名

募集期間:2013年9月18日(水)~10月25日(金)
予選会場:アバルト福岡
募集人数:20名
開催日時:11月9日(土)13:00
予選勝者人数:2名

>>「GET YOUR SCORPION」応募専用ページ

決勝戦: 2013年11月16日(土)
決勝戦会場:富士スピードウェイ ピットガレージ2F クリスタルルーム
決勝戦内容:予選通過者計10名に会場で用意したドライビングシミュレーターを使い、富士スピードウェイのコースを5ラップもしくは10分間走行して、最も速いラップタイムで勝者を決定します。

予選会、決勝戦の模様を写真やビデオに撮影しウェブサイトにて公開。また各参加者のベストタイムを匿名にてキャンペーンウェブサイトに掲載させていただきます。

【賞品】
予選参加賞:GET YOUR SCORPION オリジナルT シャツ
決勝戦優勝者:メカニケ・ヴェローチ腕時計、ABARTH購入クーポン(最終決戦にて檜井保孝氏に勝利した場合)