蛍の棲む道を走る、アシッドグリーンのカワイイ相棒。アバルトライフFile.86 土井さんファミリーと500e Turismo

 

ワンペダルでスムーズに。お気に入りは「ツーリズモ」モード

奥さまはどう感じていますか?

奥さま
「やっぱり、出足がいいのが一番のお気に入りです。車内もとても静かで、子どもが助手席や後部座席に座っても声がよく聞こえて、会話がしやすいですね。乗り心地も快適です。綺麗に保ちたいので“車内でお菓子はNG”にしているんです(笑)。運転していて楽しいし、見た目も本当にかわいくて、見ているだけで顔がほころぶような存在なんです。週末に洗車したくなっちゃうんですよね」

充電は奥さまご自身でされているんですか?

奥さま
「はい、自分でやっています。操作も簡単ですし。まだCHAdeMOの急速充電器は使ったことがないんですが、普通充電で十分なのでまったく問題ないです」

ご主人
「また急速充電が必要になるほど遠くまでは出掛けていないんです。和歌山から大阪や奈良など近県へは行きましたが、その時はショッピングモールにある200Vの普通充電器で3時間ほど充電して帰ってきました。以前に乗っていた国産EVは空冷式で、風を当てないとバッテリーの温度が下がらず高温になると充電効率がグッと下がってしまったのですが、アバルト500eはバッテリーの冷却は水冷式で温度管理されるので急速充電も安心してできるかなと思っています」

充電はどれくらいの頻度で行っていますか?

ご主人
「走り方によって航続距離は変わりますが、最近は大体240kmほど走行できます。面白いのは、走行パターンをコンピューターが学習する点ですね。アクセルを踏み過ぎると走行可能距離はもちろん短くなりますが、丁寧な運転操作をしてあげるとそれを学習して、高速可能距離の表示が増えてきました。そういう変化も楽しんでいます」

ドライブモードはどれを使われていますか?

ご主人
「ほぼ100%、“ツーリズモ”モードで走っています。アクセルのON/OFFだけで加減速できるワンペダル走行がすごく楽なんですよ。“スコーピオンストリート”モードに比べるとパワーはやや抑えられていますが、それでも十分速い。これだけ加速すれば文句なしというくらいの性能です。サウンドジェネレーターは常にONにしていて、レコードモンツァの音が楽しめるのも魅力です」

普段はどんな使い方をされているんですか?

奥さま
「息子がボーイスカウトに入っているので、日曜はその活動の送迎に使っています。来年は世界中の青少年が集まる“ジャンボリー”という国際イベントが日本で開催される予定で、それに参加必要な条件を満たすためにいまがんばっているところなんです。ボーイスカウトの予定がない週末は、奈良や大阪にある面白そうな公園を探して、ドライブを兼ねて出掛けることが多いです」

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