アバルトで聞きたいドライブミュージック Spotifyでプレイリストを公開

ドライブが気持ちいい季節がやってきた。しばし外出を我慢しなければならない事情もあるけれど、楽しいドライブを楽しみに、アバルトで聞きたいドライブミュージックを集めてみた。音楽ストリーミングサービス「Spotify」で聴けるプレイリストも用意したので、ぜひ聴いてみて!

プレイリストの制作に協力してくれたのは、アバルトにゆかりのあるレーシングドライバー山野哲也選手と、プロドリフトドライバーの“りんごちゃん”こと石川紗織選手。卓越したドライビングスキルを持つ2名のプロドライバーに、ドライブ中によく聴く楽曲を教えてもらった。さらに、ラジオパーソナリティのルーシー・ケントさんにも加わってもらい、山野選手と石川選手の選曲を踏まえたうえで、その豊富な引き出しの中からアバルトでのドライブの雰囲気にふさわしい楽曲を追加セレクト。プレイリスト全体の曲順もアレンジしてもらった。はたしてどんなプレイリストができ上がるのか!?


ドライブミュージックをセレクトしてくれたレーシングドライバーの山野哲也選手(左)、石川紗織選手(中央)、ラジオパーソナリティのルーシー・ケントさん(右)。

山野哲也選手のセレクト曲
・Earth, Wind & Fire:『Fantasy』
・Glover Washington, Jr.:『Just the Two of Us』
・Daryl Hall & John Oates:『Kiss on my list』


レーシングドライバー山野哲也選手。全日本ジムカーナ選手権では通算19回チャンピオンを獲得。そのうち2017年-2019年はABARTH 124 spiderで3連覇を成し遂げている。ほかにもSUPER GTでは3年連続チャンピオンの獲得や、パイクスピークインターナショナルヒルクライムで日本人最速などの記録を保持。

〜選曲エピソード〜
「12歳のころ、初めて自分の“ラジカセ”を手にし、そこで流れていたミュージックに鳥肌が立ちました。Earth Wind & Fireです。当時ピアノを習っていた私はコード(和音)の展開に興味がありました。Earth Wind & Fireの曲はすべてにおいて自分の想像をはるかに超える音階でした。それ以来、R&Bやバラードを中心に興味がわきました。15歳の終わりに父親の仕事の都合で渡米。16歳でクルマを運転し始めると、ロスアンジェルスの数あるFM局で流れているのはグローバー・ワシントンJr.やクール & ザ・ギャング、ダリル・ホール&ジョン・オーツらでした。そんな当時の情景を思い浮かべながら、刺激を受けた楽曲をセレクトしました。夕陽を眺めながらビーチサイドストリートで聞く。そんなイメージです」

じつは山野選手、ほかにも世代ごとにたくさん曲を選んでくださり、すべてを紹介できなかったのが残念なところ。山野選手は、日本のアーティストの曲も含め、どこかR&Bの雰囲気や美しいメロディを持ちつつ、音階やコードが複雑な曲が好きなのだそう。ステキな思い出の楽曲をセレクトしてくださり、ありがとうございます!

石川紗織選手のセレクト曲
・Flipper’s Guitar:『恋とマシンガン』
・Shakira:『Waka Waka』
・Elton John:『I’m Still Standing』


プロドリフトドライバー石川紗織選手。ドリフトのレディスクラスのシリーズチャンピオンに輝いた。ABARTH DRIVING ACADEMYやScorpionna for Womanのインストラクターとしても活躍中。

〜選曲エピソード〜
「石川紗織です。こんな情勢ですが、気持ちは元気いっぱいです♪ さて、私の好きな曲から3曲をセレクトしました。まずはウキウキした気持ちにさせてくれるFlipper’s Guitar。アルバムは日ごろからヘビーローテーション! その中から『恋とマシンガン』をチョイスしました。次に、エナジーたっぷりなラテンポップで気分も上がるシャキーラの『Waka Waka』。もっとコテコテのラテンな曲も好きなのですがあまり濃すぎない方がいいかなぁ?と思い、この曲にしました。もう1曲はエルトン・ジョンの『I’m Still Standing』。ドライブの時にもよく聞きますがランニング中もよく聴いてます。他の方がどんな曲を聴いていらっしゃるのか、そしてどんなプレイリストが完成するのか、とっても楽しみです♪」

サーキットでも元気ニコニコの石川選手ですが、音楽も元気を与えてくれる楽曲がお好みのようです。

さて、続いてはラジオパーソナリティのルーシー・ケントさん。じつはルーシーさん、クルマがお好きということもあり、楽曲のセレクトのために、わざわざアバルトを体感して、そのフィーリングを確かめてくれたのでした。

ルーシー・ケントさんのセレクト曲
・Justin Timberlake:『Can’t Stop The Feeling』
・Incognito:『Lowdown ft. Mario Biondi and Chaka Khan』
・Donald Fagen:『The Nightfly』


ラジオ/TVパーソナリティ、ルーシー・ケントさん。1988年、J-WAVE開局と同時にDJに起用され、2004年7月まで様々なレギュラープログラムの他、ホリデー・スペシャルやイベントの司会を担当。NHK『東京Jazz』出演ほか、著書『ラジオに恋して ぼくらのラジオデイズ』など幅広く活躍。現在はK-Mix「The Nightfly」「Premium World」、FM川口「Sunday Morning with Lucy Kent」などでレギュラーを務める。

〜選曲エピソード〜
「前から気になっていたアバルト、先日同乗させていただきましたが、その遊び心溢れるデザインや色使いはまさにイタリア! 助手席に乗せていただき、加速した瞬間、スポーティな走りに驚き! キュートな外観とのギャップに胸がキュンっとしてしまいました。さて、私がセレクトしたナンバーを紹介します。ある夏の日に海へのドライブ中、ラジオから流れて来た瞬間、晴天のなか広がる美しい風景にぴったりハマり、ウキウキした気分に。それがジャスティン・ティンバーレイクが2016年にリリースし全米1位に輝いた『Can’t Stop The Feeling』。次は、90年代イギリスで派生した音楽ジャンル、アシッド・ジャズのパイオニア的バンド、インコグニートが2010年に発表したアルバム「Transatlantic RPM」のオープニングを飾る一曲で、Mr. Aorと呼ばれるボス・スキャッグス1976年のヒット(アルバム:「Silk Degrees」)『Lowdown』のカバーです。フィーチャーしているのは、イタリア・シチリア島出身のR&Bシンガー、マリオ・ビオンディとQueen of R&Bと称されるチャカ・カーン。一粒で2度ならぬ3度美味しい音楽グルメの耳を満たす一曲。そして最後は、スティーリー・ダンのメンバー、ドナルド・フェイゲンが1982年にリリースした初のソロ・アルバムからの同名タイトル曲『The Nightfly』。スティーリー・ダン時代から音へのこだわりを持つ彼が、完全にデジタルでレコーディングした初期の作品のひとつ。サウンドも楽曲も色あせない現在もヘビロテな一枚」

音楽に造詣が深いルーシーさんらしいチョイス。クルマへの憧れが強かった80年代に始まり、新しめの2010年代まで、各時代の雰囲気を取り込んだ楽曲を選んでくださった。『Lowdown』はあえてオリジナルではなく、イタリア人ヴォーカリストがフィーチャーしているものをセレクト。そして全体の曲調や気分も踏まえ、登場する全楽曲のバランスを考え、曲順をアレンジいただいた。

さて、こうして「アバルト乗りにおすすめしたい、ドライブミュージック」が完成。以下にSpotifyのプレイリストを公開しているので、ぜひ、ドライブの時や、自宅で聴きたくなった時にお楽しみを!

<アバルトで聴きたいドライブミュージック Spotify プレイリスト>

#1. Justin Timberlake / Can’t Stop The Feeling
#2. Shakira / Waka Waka
#3. I’m Still Standing / Elton John
#4. Kiss on my list / Hall & Oates
#5. 恋とマシンガン / Flipper’s Guitar
#6. Earth, Wind & Fire / Fantasy
#7. Incognito / Lowdown feat. Mario Biondi and Chaka Khan
#8. The Nightfly / Donald Fagen
#9. Just the Two of Us / Grover Washington Jr.


写真は、2020年5月に発売となった「595C Pista」。詳細はコチラ

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