アバルトカレンダー2026まもなく完成! アバルト乗りが描く2026年の景色とは。
4月:abarth124sniperさんの作品

撮影場所とタイミングの勝利。でも、そのふたつをキッチリ満たすのは意外や難しいのです。この場所を知ってたとしても、空模様や光の差し込むタイミングを見極めなければ、こういう写真は生まれません。全方位さくら色の中の124 spider、文句なしに美しいです(嶋田)。
まるで絵葉書のよう。色とりどりの満開サクラを背景に、124 spiderもバランス良く置かれています。綺麗の一言(荒川)。
桜の木の美しさはもちろん、ピンクに染まった地面を適度に入れ込んだことで立体感が生まれ、主役が一層引き立って見えます。ただ綺麗な場所で撮ったというだけでなく、被写体と背景の位置関係をよく見極めてシャッターを押したことが伝わってきます(曽宮)。
5月:momo_ken_sanさんの作品

サーキット走行のおもしろさがストレートに伝わってくるカット。画角の中の3台の位置が絶妙で、それが迫力と臨場感を生み出しています。軌跡の瞬間を見事に切り取った根気と腕前に脱帽です(嶋田)。
雨の日のサーキットは水飛沫が舞い、ヘッドライトの反射が絵に更に面白さを加えてくれます。3台の並びが競い合っている感が出ていて良いと思います(荒川)。
「これ、撮ったのプロでは!?」と思った作品。3台がスポーツ走行を繰り広げている臨場感が伝わってきます。テンションが下がりやすい雨のなか、根気よくタイミングを待ったこと。訪れたチャンスを逃さず成功に導く技術力。偶然ではなく、チャンスを計算通りに射止めた作品だと思います(曽宮)。
6月:abarth_negiさんの作品「嶋田氏推薦」

ひと目見た瞬間から頭の中で自然と物語が動き出すような、素晴らしくストーリー性の高い一葉。言うまでもなく撮影技術はたしかだし完成度も高いのですが、それだけでは説明しきれない大切なものを秘めた作品です。撮った人、感性豊かなのでしょうね(嶋田)。
嶋田さんご推薦。映画のワンシーンを想像させる幻想的な写真です(荒川)。
撮影するうえでネガティブな要素になりやすい霧を、ポジティブな方向に導いた視点と、見る人の目線を誘導する構図の技術。撮影経験が豊富なのでしょう。独創的、かつ味わいの滲み出た写真だと思いました(曽宮)。
7月:kyouya_500eさんの作品

鮮やかなアシッドグリーンの車体、美しいブルーの海と空、活き活きとした葉のグリーン、そして地面のグレー。華やかなボディカラーの強みを活かしつつ全体の色味を巧みに整理して、と色の生かし方が巧みです。広角を使ってノーズを強調し、精悍さを表現してるのも心憎いですね(嶋田)。
ボディ形状がよくわかる光と爽やかな青空バックが相まって、とても気持ちの良い作品だと思います(荒川)。
永井博さんや鈴木英人さんのイラストを思わせるシティポップな雰囲気がいいですね。500eのアシッドグリーンはこのような背景にとても映えると思います。好きなところへ行ける自由、そして絵になるスタイル。カルチャーとしてのクルマの魅力が感じられる作品です(曽宮)。
8月:cho.nsm_さんの作品「曽宮推薦」

よく知られた夏っぽい雰囲気の撮影場所なのですが、この写真がひと味ちがうのは、逆光を利用してクルマの姿をくっきり浮き立たせつつ、いかにも夏な雰囲気をさらに強調しているところ。光の差し方ひとつでガラッと変わることをよくご存知なのですね(嶋田)。
綺麗、爽やか、斜めからの光がさらに印象深く、とても良い作品だと思います(荒川)。
美しい自然とおしゃれな建造物の組み合わせがイタリアの港町を思わせる、アバルトに最適な背景。サンセットがエモーショナルな情感を掻き立てます。休日の楽しみを誘う、カレンダーにふさわしい作品だと感じました(曽宮)。
