アバルトで走りたいクルマ好きの聖地! ”TOYO TIRESターンパイク”

日本有数の観光名所として知られる箱根には、クルマ好きが熱い視線を注ぐ「聖地」と呼ばれるドライビングスポットがあることをご存知だろうか。

青空と自然に挟まれて頂上に向かって真っ直ぐ伸びる道路

1km地点からは小田原の街並みと相模湾を臨める。

5.5km地点の湘南ビュー展望台。
遠くに東京スカイツリーと横浜ランドマークタワーが見える。

今回ご紹介するのは、箱根から小田原に続く尾根をもとに作られた、”TOYO TIRESターンパイク”という有料道路。山道を疾走しながら富士山をはじめ、芦ノ湖、相模湾、伊豆諸島、三浦半島、房総半島といった自然を一望でき、特に休日は早朝から多くの四輪と二輪の姿で賑わっている。爽快に走り抜けたり絶景を楽しんだりと、ドライブの醍醐味を満喫できるロケーションは、まさに「聖地」という言葉がよく似合う。

春 御所の入駐車場付近の桜のトンネル

秋 12.5km地点の紅葉

全長約15kmの道のりは頂上と山麓の間に標高差があるため(頂上の標高は1,011m)、春は桜、夏はアジサイ、秋は紅葉やススキなどの草花が、地点によって段階的に咲き乱れる。青空と豊かな自然に挟まれながら真っ直ぐ伸びてゆく道は、季節、時間、場所によって表情をガラッと変え、四季折々の自然を堪能するための道路としても、多くのドライバーの心を掴んで離さない。

TOYO TIRESビューラウンジから眺める芦ノ湖越しの富士山

広々としたスペースのティーラウンジはドライブの疲れを癒すには最適。

箱根小田原本線の終点にあたる大観山の山頂には、展望台を兼ねた絶景のビューポイント・TOYO TIRES ビューラウンジが構え、そこから芦ノ湖越しの富士山を臨む眺望は日本百景に選ばれているほどだ。また館内のサービスも充実しており、展望トイレと呼ばれるラウンジ専用の特別化粧室をはじめ、自動車関連の書籍と雑誌の閲覧、無線LAN(使用制限時間なし)を無料で利用することも可能。取材当日はあいにくの曇天だったものの、山頂は箱根の中でも標高が高く空気も澄んでいるため、夏場でも心地よい風を感じられる。ラウンジで絶景の富士山や海をバックに、軽食や箱根の天然水で仕立てたドリンクを楽しむひとときは、運転に疲れた身体を癒してくれることだろう。

アバルト ブランドアンバサダー・桧井保孝氏に訊く、楽しく走るためのポイント

上りはABARTH PUNTO SUPER SPORTS(奥)、
下りはABARTH 595 COMPETIZIONE(手前)、それぞれの乗り味を確かめた桧井氏。

「ここは道が広ければ、坂も勾配があります。それにカーブも緩やかだから、ついスピードを出したくなりますが、運転の基本動作としては、ゆっくりカーブに進入して、アクセルを徐々に踏み込みながら立ち上がっていく、スローインファストアウトがポイントです。公道ではカーブの先に何があるのかわからないので、カーブの進入で無理をするのは危険です。でも、スローインファストアウトを意識した運転を徹底すれば安全です。楽しく走るというのは、アクセルを踏み込みながら走るという行為が楽しいんですね。それを味わって走るためには、スローインファストアウトが欠かせません」

5.5km地点 湘南ビュー展望台からの夜景

クルマを爽快に走らせたり、じっくり絶景を楽しんだりと、ドライブの醍醐味を満喫できるTOYO TIRESターンパイクのロケーションは、まさに「聖地」という言葉がよく似合う。クルマを走らせる楽しみを知るアバルトユーザーならば、ぜひ一度は訪れてみていただきたい。

INFO
TOYO TIRES ターンパイク
神奈川県小田原市早川2−22−1
TEL:0465-23-0381
URL: http://www.htpl.co.jp/

INFORMATION
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Edit & Text: Shota Kato
Photos:Masato Yokoyama