走行距離が増える分だけ仲間が増えてます アバルトライフFile.66 小林さんと695 esseesse
アバルトコーヒーブレーク神戸や加子母に来場され、大勢のアバルト乗りの方々と交流を図っていた695 esseesse オーナーの小林樹里さん。聞けば26歳の時に595 Turismoをご自身で購入し、約3年半乗った後に695 esseesseにお乗り換え。その大きな出費に見合うだけの楽しみを、ご自身で作り出している模様。そんな小林さんのアバルトライフを覗かせてもらった。
あえてクルマでないと不便な職場を選択
アバルトとの出会いから教えてもらえますか?
「実家にFIAT 500 TwinAirがあるんですけど、最初はあまり興味がなく、ただ可愛いクルマだな、変わった音するな、ぐらいにしか思っていなかったんです。でもある日、FIAT 500のザッフィロというサファイアブルーの限定車が出たことを知り、私の誕生石がサファイアなのでとても気になって、“見てみたいな、ショールームに置いてあったらいいな”という軽い気持ちで行ってみたんです。でもいざディーラーに行くと、限定車だったのでもう売り切れてしまっていて。せっかく来たのだからこのまま帰るのはもったいないと思い、目に入った黄色のアバルトの595 Competizioneを見て、“このクルマ試乗できますか?”と聞いて乗せてもらったのが、アバルトとの最初の出会いでした」
695 esseesseオーナーの小林さん。
595 Competizioneに試乗してみてどうでした?
「初めて乗る種類のクルマ、という印象でした。オートマチックとはいえどもシフトノブがなく、ボタンが付いているだけでナニコレ!? と思ったり、走らせればクリープ現象がなく、排気音もすごくて、“どうなってんの?”って感じでしたね。初めての経験やったんで、ちょっとびっくりしました」
595 Competizioneに試乗し、その後どうしたのですか?
「本当に軽い気持ちで試乗したんですけど、そこで展示されていた白の595 Turismoにめちゃくちゃ惹かれてしまったんです。まずホイールの形がすごい好きやったし、あとシートの色ですね。赤のシートのクルマって今まで触れたことがなくて、めっちゃかわいいなと思いました。それで担当の営業の方に聞いてみると、“まだ買い手の付いていない同じ仕様のモデルが船に乗って日本に向かっている最中で、それでしたら1カ月で納車できますよ”って聞いて。“もう買うしかないやん”みたいな(笑)。その時に乗っていたクルマは車検も通したばっかりやったし、まだ乗り換えるつもりはなかったんですけど、これはご縁かなと思って。ほぼ即決状態でしたね。貯金していたお金で買いました」
以前に小林さんが乗っていた595 Turismo
いざ595 Turismoが納車されて、何か生活に変化はありましたか?
「どこへ行くのもアバルトで出掛けるようになりました。電車で行った方が早くて便利な場所にも、わざわざクルマで行ったりとか、とにかく乗りたくて仕方なくて。アルバイト先も、わざわざクルマに乗っていかなあかんようなところを選んだりして(笑)」
どんなアルバイトをしたんですか?
「倉庫内の仕分けのバイト。夜中に7時間働いてました(笑)」