ABARTHで秋のドライブへ!横浜・葉山の絶品グルメスポット巡り。

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夏の日差しが和らぎ、秋風が心地よくなってきたこの頃。週末にちょっとしたドライブを楽しみたいという人も多いのではないだろうか?そんな季節にオススメしたいのが、海と丘を臨む横浜の高級リゾート地、葉山。今回は、オープンカーモデル『ABARTH 595C Turismo(アバルト595Cツーリズモ)』に乗って、オススメのグルメスポットを巡った。 

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都内から約1時間。葉山地区に入ると、御用邸を筆頭にした日本の歴史情緒溢れる街並みが秋の落ち着いたムードを引き立ててくれる。この地でオススメの絶品グルメスポットもまた、古民家などを改装した風情たっぷりの空間で楽しめるものばかり。料理の味はもちろんのこと、駐車場も完備されるなどホスピタリティも万全な4店舗をご紹介したい。

惠土【葉山】
“挽きぐるみ”の蕎麦とコース懐石がオススメ

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まず訪れたのは、店主の惠土さんが修行中に感じた「料理は食材」との思いを胸に、自然豊かな葉山に店を開いた『惠土』さん。

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古民家を使用した店舗は趣たっぷりで、縁側から差し込む自然光が何とも気持ちいい。今回は人気の蕎麦懐石コースを頂いた(前日までに要予約)。

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最初に運ばれてきたのは、なめこやいくら、菊の花の土佐酢ジュレがけがまるで宝石のようにちりばめられた蕎麦豆腐。見た目も味も同時に楽しめる配慮が楽しい。続く平皿に盛りつけられた前菜は、白魚のポン酢、柿の白和え、芋茎(ずいき)の胡麻酢和え、自家製のミョウガと白瓜の漬物、栗の素揚げ、銀杏、牛蒡餅(ごぼうもち)、中央がサンマの蕎麦寿司という、秋の味覚を凝縮した一皿。どれも素材の味が生かされた優しい味付けで、思わず舌がほころぶ。そしてお待ちかね、いよいよ運ばれてきた蕎麦は、惠土さんのこだわりが生んだ一品だ。

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「うちの蕎麦は粗挽き、殻付きのまま挽く“挽きぐるみ”です。それをなるべく細打ちにして、粗挽きのよさも残しながら、食べやすい食感にしているんです」(惠土さん)

その言葉通り、口に入れた瞬間の歯ごたえと、しっかりとした喉越し、そして何より口に含んだ瞬間に濃厚な蕎麦の香りが鼻に抜けるのがたまらない。コースにはこれに加えてデザートなど2品が付属。お昼の店主おまかせコース(3,800円)、夜の店主おまかせコース(5,400円)、夜のみ仏シャラン産鴨鍋コース(10月末~3月末:5,400円)もある。

落ち着いた照明やさりげなくムードを演出するジャズやクラシックの音色、アットホームで雰囲気のいい接客も相まって、思わず長居したくなる、心地よい空間が広がっている。

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「少し奥まったところではありますから、料理も接客も、来てくれた方に『よかったな』と思って帰っていただけたら嬉しいですね。」

INFO
惠土
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内870−7
URL:http://soba-edo.com/

LADY&DUKE GRILL【山手】
こだわりのグリル料理を開放感溢れる空間で

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一方、山下町の『LADY&DUKE』は、真っ白な外観と開放的な空間にリゾート感を感じる庭付きのカジュアルレストラン。自慢のグリル料理はボリューム満点で、メインは魚と肉から選択可能。それぞれカジキマグロor三元豚のグリルステーキ(3,900円コース)、キングサーモンor USアンガス牛のステーキ(6,000円コース)とバラエティに富んだラインナップだ。ランチには肉汁がジュッと染み出すハンバーガーもオススメ。また、ドッグランも併設されていているため、愛犬を連れてのドライブにも最適だ。

イル・リフージョ・ハヤマ【葉山】
築100年の一軒家で感じる、本場イタリアの風

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『イル・リフージョ・ハヤマ』は石畳の入り口を持つ、築100年の家を改装した完全予約制のレストラン。トスカーナやヴェネト、サルディーニャ島で修業を積んだシェフが作るのは、佐島の海鮮から三浦半島の野菜までを使った葉山ならではの絶品イタリアン。あわせて葉山産の料理に合わせて厳選されたイタリアワインやサイダーも楽しめる。地産地消の想いにイタリアからの風がブレンドされ、アットホームな中に本格的なシェフの技がぎっしり。メニューはランチが3種(2,200円、3,000円、5,500円)、ディナーが「シェフのお任せコース(5,400~10,800円)」、「サルデーニャコース(4名以上から:8,640円)」など。晴れた日には庭に面した四季折々の植物が楽しめるのテラス席も利用したい。

ESSELUNGA【長谷】
素材の魅力を最大限に引き出す路地裏の名店

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最後に紹介するのは、鎌倉の長谷駅すぐの路地に居を構える人気の一軒家レストラン。『ESSELUNGA(エッセルンガ)』とはイタリア語で“長く生きる”の意で、ランチ・ディナー共に新鮮な鎌倉野菜やシェフが庭で摘んだハーブなどを使った、素材本来の味を大切にしたコース料理が楽しめる。厳選されたワインも人気の秘訣。また、築90年の古民家を改装した店舗にはモダンな魅力とノスタルジックな雰囲気が同居し、昭和の風情を残した鎌倉・長谷の路地裏ならではの空間が広がっている。庭にはテラス席も。完全予約制ではないものの、事前予約がオススメだ。

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落ち着いた空間で海の幸/山の幸をじっくり堪能したら、後は葉山の風景を感じながら心ゆくまでドライブ。海岸線と丘陵地が目と鼻の先に混在するこの地域は、クルマを走らせるうちにコロコロと風景が変わり、ドライビングコースとしても起伏に富んでいて楽しい。

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たとえば海岸沿いには、お洒落なカフェやレストランが点在し、その雰囲気はまるで南イタリアのよう。鐙摺海岸は日本のヨットレース発祥地とも言われているため、随所にヨットの姿もある。ルーフトップを全開にすると涼しげな潮風が心地よく、開放感が広がる。

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また、湘南国際村方面へと足を伸ばせば、石畳の坂道がキュートなABARTHのフォルムとも絶妙にマッチ。そのまま葉山棚田などがある上山口地区方面へ向かうと、辺りは一面緑豊かな山の風景に。

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紅葉も美しくなるこれからの季節には、まさに最高のドライブ・コースになりそうだ。もちろん、長い直線などで時おりレーシングモードに切り替えると、“サソリ”ならではの高い加速性能をダイレクトに体感することもできる。そして葉山を離れる頃には、海岸沿いがご覧の通りのサンセット。

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昼とは違った表情の海を眺めながら、レインボーブリッジを渡って帰路についた。秋の葉山はまさにこれからが旬。あなたもぜひ、週末の予定に入れてみてはいかがだろうか。

INFORMATION

★『ABARTH 695 Biposto 』の詳細はこちらから
>> https://www.abarth.jp/695biposto/

嶋田智之さんによる『ABARTH 695 Biposto』レポートはこちらから
>> https://www.abarth.jp/scorpion/driving_fun_school/4862

★Ready for Autumn キャンペーン
専門のスタッフがABARTHの熱いカーライフをサポート。10月31日(土)まで実施中!
>> https://www.abarth.jp/readyforautumn/

★<ABARTH SAFETY DRIVING CAMP>
ADAの要素を取り入れながら、英国発祥のミニ・ジムカーナ『オートテスト』の本格的な導入を目指して、新プログラムがスタート。
>> https://www.abarth.jp/safetydrivingcamp/

Text:Jin Sugiyama
Photos:横山マサト