夢への挑戦! モータージャーナリストの竹岡圭さん、全日本ラリーに参戦

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人気モータージャーナリストとして様々な自動車メディアで活動する傍ら、BS日テレの自動車バラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』でレギュラーを務めるなど、タレントとしても多方面で活躍中の竹岡圭さん。そんな彼女が大胆な挑戦を発表した。それは「圭ラリープロジェクト」。そう、ラリーフィールドへの参戦だ。挑戦の舞台は国内最高峰「全日本ラリー選手権」である。その参戦発表会が3月10日、アバルト松濤にて開催された。

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フィアット松濤で開催された参戦発表会では、参戦マシン「アバルト 500ラリー R3T」が展示された。※車両提供は mCrt(ムゼオ チンクエチェント レーシングチーム)

アバルトの歴史においてモータースポーツが欠かせないように、これまでさまざまなクルマのステアリングを握ってきた竹岡圭さんにとっても、モータースポーツは自身のウデ試しをする大事なアクティビティ。そんな竹岡圭さんが「長年の夢」として想い続けてきていたのが、ラリーへの挑戦だった。

170317 Abarth kei 03Scorpion Magazineでもおなじみ、モータージャーナリスト・タレントとして活躍する竹岡圭さん。

「ラリーは、いつかチャレンジしてみたいと思い続けてきたモータースポーツ。ですが“いつか、いつか”と思っているだけでなかなか第一歩が踏み出せないでいました(笑)。年齢を重ねるうち“このままでは本当にやらないまま終わってしまう!”と感じるようになり、ラリー挑戦を夢見て準備してきた資金をドーンとつぎこみ、加えて私の挑戦に賛同くださる皆様からの応援もいただきまして、いよいよ今年全日本ラリー選手権参戦に至りました。『圭ラリープロジェクト』と銘打ちまして、チームも自ら立ち上げての参戦となります。どこかのチームさんに入れていただいてラリードライバーとして育ててもらうという年齢でもありませんし……(笑)。女性がすべてを投げ打って、この年齢からまったく新しいチャレンジを始めるということで、そこに共感していただけると嬉しいな、という想いもこめての体制です」と竹岡さん。

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圭ラリープロジェクトの監督を務める小西重幸氏。WRC(世界ラリー選手権)での優勝(1997年WRCオーストラリア・グループN)経験も持つ凄腕ドライバーでもある。

圭ラリープロジェクトでチーム監督を務めるのは、WRC(世界ラリー選手権)も経験した元ラリードライバーの小西重幸氏。またコ・ドライバーには経験豊富な箕作(みつくり)裕子選手が乗り込む。小西監督は「僕が選手として走っていた時の経験を活かしたアドバイスでサポートしていければ。ただ竹岡さん、本当にラリードライバーとしてはド素人です(笑)。まったくのラリー素人の竹岡さんが全日本ラリー選手権のステージでどうやって戦っていくのか、 どんな風に成長していくのかというところにも注目していただければと思います」と話してくれた。

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コ・ドライバーとして竹岡圭さんと共に戦う箕作裕子選手。98年に全日本ラリー選手権2輪駆動部門Aクラス、2015年には全日本ラリー選手権JN2クラスでチャンピオン獲得など、豊富な経験を持つ。

竹岡さんがステアリングを握るマシンは、FIA(国際自動車連盟)のR3公認のマシン、「アバルト500ラリー R3T」だ。今回、この参戦マシンのバックアップを担ったのがmCrt(ムゼオ チンクエチェント レーシングチーム)である。

170317 Abarth kei 06「アバルト 500ラリー R3T」のインテリア。ロールケージが張り巡らされ、バケットシートが2座セットされる。雰囲気はまさにレーシングカー。

発表会場には圭ラリープロジェクトをサポートするmCrtレーシングチームより、マネージャーの深津浩之氏が登壇。その挨拶では、「この車両はもともとmCrtの全日本ラリー選手権活動でTカー(スペアカー)やデモカーとして使用されていた車両。アバルトのレーシングセクションで生産された本物のラリーカーです。今回このようなかたちで竹岡さんの夢への挑戦をお手伝いする機会をいただけて大変嬉しいです。引き続き陰ながら応援できればと思います。」と語った。その他にチームを支える多くのメンバーからは竹岡さんの挑戦への共感が様々な形で語られ、圭ラリープロジェクトの期待の高さをうかがい知ることとなった。

170317 Abarth kei 07mCrtマネージャーの深津浩之氏。圭ラリープロジェクトでは車両の準備からナンバー取得などの面でサポート。竹岡さんに「夢を叶えてもらいたい」と、応援メッセージを贈った。

2017年シーズン、圭ラリープロジェクトは全日本ラリー選手権全9戦のうち「第2戦 ツール・ド・九州(4月7日~9日)」「第5戦 モントレー2017 in 嬬恋(6月8日~11日)」「第9戦 新城ラリー(11月3日~11月5日)」の3戦へのスポット参戦が予定されている。国内ラリーの最高峰という夢舞台に、“戦うサソリ”を味方につけた竹岡圭選手が挑む。その挑戦の先に見える世界に、ぜひご注目いただきたい。

170317 Abarth kei 08参戦発表会・夜の部には、自動車ライター嶋田智之さんも登場。竹岡圭さんとのトークショーでは、竹岡圭さんのラリー参戦に向けたサポーターのひとりとして、マシンオーナーと竹岡さんをつないだ話などを聞かせてくれた。

ABARTH MOTOR SUPORT SUPPORT
http://www.abarth.jp/motorsportsupport/

Text:Mahoro HIKI