運転の真髄を気軽に深く味わえる! ベストカー×ABARTH オートテスト神戸大会

英国生まれのミニジムカーナ、オートテスト。その楽しさを凝縮し、クルマを振り回す楽しさを最大限に、それも最小限のリスクで気軽に味わえるようにしたのが「ベストカー×ABARTH オートテスト」だ。今年2度目の開催となった神戸大会の模様を、動画を交えてお伝えしよう。

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日本海を通過した爆弾低気圧による激しい雨風が、甲子園から近い、会場に立てられた旗を激しくなびかせていた。今日のイベントは大丈夫だろうか。そんな不安もよぎった神戸の日曜の朝だった。だが、日が昇るにつれ天気は少しずつ回復に向かった。路面もウェットからドライへと変化していった。

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この日のオートテストには20名以上が参加。モータースポーツは初めてという人が多かった。「タイヤがキーッと鳴くところまでクルマを思いっきり走らせてみたい」「アバルトの走りがどんなものか興味があった」。参加のキッカケを聞くと、そんな答えが返ってきた。普段公道では試せない走りやサソリへの好奇心が、参加の動機となっていたようだ。

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今回はひと回り45秒前後コースで、そのほとんどがコーナー。パイロンをくぐり抜けるには、ハンドルを右へ左へと慌ただしく切らないといけない。アクセルやブレーキはグイッと床まで踏みつける。するとエンジン音が変わり、ABARTHはそれが本来の姿であるといわんばかりに、活き活きとしたサウンドを響かせる。

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ベストカー×ABARTH オートテスト@神戸の参加者の面々。参加者の中には女性の姿もあった。

クルマを操る楽しさを実感でき、ABARTHをABARTHたらしめている作り手の熱き想いにも触れられるオートテスト。そのイベントの雰囲気や参加者の声を、今回は動画でお伝えしたい。

Text:曽宮岳大