Ferrari Racing Days Suzuka

2012年3月16日〜18日の三日間にわたって鈴鹿サーキットで開催された「フェラーリ・レーシング・デイズ鈴鹿」。F1マシンやサーキット走行専用のFXX、世界初走行の599XXエボリューションパッケージなどが甲高いエキゾーストノートを響かせた同イベントには600台以上のフェラーリと約2万1700人以上のオーナーやファンが一堂に集結した。
フェラーリと関係が深く、ドライビング・プレジャーを究めるという共通点もあるアバルトは、同イベントへパートナーとして参加。小粒だがピリリと辛いアバルトは、フェラーリのオーナーやファンからも熱い眼差しを浴びていた。
アバルト・オーナーは鈴鹿サーキットでスポーツ走行。世界屈指の高速テクニカルコースとして多くのF1ドライバーがベスト・サーキットに挙げる鈴鹿のフルコースを走れる機会はそう多くあるものではないが、約2時間にわたって占有し、参加者は心ゆくまでアバルトのピークパフォーマンスを堪能することができた。
また、プロドライバーによるサーキットタクシーも開催。昨年のアバルト・スコーピオンデイ、今年から始まったアバルト・ドライビング・ファン・スクールなどでもサーキットタクシーは行われており、恒例になりつつある。今や、プロドライバーのドライビングを直に体感し、自らのスキルアップに生かせる機会が多いというのもアバルト・オーナーの特権と言っていいだろう。
土日には来場者ならば誰でもジムカーナでのタクシーが行われたが、これには多くの人がインパクトを受けたようだ。フェラーリ・オーナーも「カテゴリーは違うけれど、楽しさは共通」とアバルトを絶賛。サソリの毒にヤラれた人が続出の週末だったのだ。

 


 

イベントに訪れた人なら誰でもジムカーナタクシーを体験することができた。コンパクトなボディと強靱なシャシーによってクイックに曲がりこむ旋回性能の高さに皆が驚嘆!
鈴鹿サーキットのフルコースを走るのは貴重な体験。まずは先導者付きの慣熟走行を行い、その後にフリー走行。アバルトは旋回性能が高いことはもちろん、ハイスピード域では抜群の安定性を誇る。
コースインを待つアバルト達。つい先ほどまでフェラーリF1が走っていたサーキットに向かうのはまた特別な気分。スピリットの熱さでは負けない!?
フルコースでのサーキットタクシー。プロドライバーのテクニックによって、アバルトのパフォーマンスを存分に発揮するにはこれほど相応しい場もない。


ジムカーナタクシーにはひっきりなしに参加希望者が訪れた。土曜日はウエット路面だったが、滑りやすいコンディションでの走行は、よりプロドライバーの腕前が光って感じられた。

<ジムカーナタクシー参加者の声>
森 正太さん
 
今日はフェラーリ・レーシング・デイズを観にきました。アバルトは雑誌などで知っていましたが、見るのも乗せてもらうのも初めてです。小さいけど凄くよく走ることに感動しました。旋回性能が素晴らしいですね。

<ジムカーナタクシー参加者の声>
入口 先さん、悦子さん

フェラーリでイベントに参加しにきました。アバルトに乗るのは初めてですが、こんなに軽快に動くんですね。コンパクトなボディのメリットが素晴らしい。遊ぶには最高のクルマでしょう(先さん)。

見た感じがカワイイのに、プロドライバーの運転で走ると凄い迫力でした。本当に驚きました(悦子さん)。

<ジムカーナタクシー参加者の声>

今日はフェラーリでイベントに参加しています。以前はフィアット500に乗っていたこともあったんですが、アバルトは加速もいいし2ペダルのミッションの性能もいいですね。フェラーリと比べるのは難しいけれど、街乗りでも楽しめそうなのがアバルトのいいところだと思います。今回でちょっと心が動きましたよ。

 


アバルト・ドライビング・ファン・スクールの講師を務める福山英朗選手がジムカーナタクシーを担当。笑顔が絶えないのは美女を乗せているからではなく、アバルトが楽しいから!?

パドックの路面にもサソリ・エンブレムが登場。



 
フェラーリ・レーシング・デイズには2008年にF1シーンで活躍したF2008、サーキット走行専用車のFXX、日本初披露の599XXエボリューション・同時開催のパッケージ、フェラーリ・チャレンジ・アジア・パシフィックに参戦する458チャレンジなどが集結。

F1走行はイベントの目玉。通常のレースよりも間近で見られ、迫力のエキゾーストを堪能できる。元F1ドライバーのミカ・サロ選手もデモンストレーションランのために来日していた。

<レオンさんのコメント>
1月からアバルト担当として仕事をさせてもらってますが、日に日にアバルトが好きになってきています。アバルトのパフォーマンスやハンドリングが素晴らしいことは雑誌やビデオで知っていますし、自分でも一般道では運転しますが、プロドライバーに運転してもらうと真の実力がわかりますね。まだサーキットを走ったことはないのですが、今は興味津々で近い将来にデビューしたいと目論んでいます。
こんなに素晴らしいクルマを担当できるなんて幸せ。仕事に対するモチベーションがどんどんあがってきてますので、今後はもっと面白いことをしていきますよ。アバルト・ファンの皆さん、ご期待ください。